KORANIKATARU

子らに語る時々日記

滞在初日の記録

東京駅から山手線で渋谷に向かった。

SUSHI TOKYO TENの予約が11時でそこで長男と待ち合わせていた。

 

さっぱりとした表情で息子が現れた。

 

ジムでトレーニングしてサウナに入ってきたという。

松葉杖はもう不要で、先日骨折した右足首を除き体調は万全とのことだった。

 

大学1年になったばかりの新人戦で左足首を骨折し、先日は右足首を折った。

ラグビーは素晴らしいスポーツであるが、いくらカラダを鍛えていても怪我と無縁ではいられない。

そこが玉に瑕だと言う他ない。

 

GW明けの試合中、救急車で病院に運ばれた。

手術が必要であったが、大事な面接を優先し松葉杖で数日しのぎ、終えてすぐに入院した。

 

ただでさえ手に汗を握る時期に骨折まで重なって、親として生きた心地がしなかったが、万事が無事に終わってなんとか歩けるようになって、やれやれ一安心。

 

だからおいしく食事でき、息子が話す様々なエピソードを存分に楽しめた。

 

食後、駅前でタクシーを拾い三田へと息子を送り出し、わたしたちは下北沢を経て、南新宿に向かった。

 

デザートの氷を食べてから自転車を借り、新宿御苑、神宮外苑、青山霊園といった緑地帯に吹く涼風をたっぷり満喫し、六本木で自転車を降りた。

 

引き続き、バルコントーキョーのテラスにて涼風に吹かれ、ぼんやりと外を眺めて夫婦でお酒を飲んだ。

日が暮れてますます存在感を増す東京タワーの光を瞼にしっかりと刻み込み、今日はこれくらいにしといたろか、と席を立ち、タクシーで丸の内に戻った。

 

滑り出し上々。

そんな滞在初日となった。

2022年6月10日 渋谷ストリーム SUSHI TOKYO TEN

2022年6月10日 南新宿 あずきとこおり

2022年6月10日 六本木 バルコン・トーキョー