KORANIKATARU

子らに語る時々日記

ひとりで過ごす日曜、自らの真実が明らかとなった

日曜の朝、洗濯を済ませてからジムの用意を整え、チャリに乗って家を出た。


脳みそが沸騰し耳から湯気が出かねない、そんな暑さに顔面が歪んだ。


行き先は西宮北口のガストで、空調が効いて楽園。

そこで朝食を取ってネットサーフィンしながらひとり団らんの時間を過ごした。


そろそろ人がはけプールが空く頃だろう。

11時を待ってジムへと向かった。


これで3日連続のジム通いとなった。

たっぷり泳いで筋トレしサウナで仕上げた。


ここでまだ午後2時過ぎだった。

心地よい疲労を携えて、わたしは地上の楽園ガストへと引き返した。


リアルゴールドを飲みステーキを食べ日曜の午後、ひとりぼんやりネットサーフィンしてくつろいだ。


結局、ひとりだと行き慣れた場所の向こうへと踏み越えていくことはない。


日常の枠に収まる自分自身の小さな器を実感しつつ、夕刻、コンビニでスイーツを買って帰宅した。


もちろん家でも自室にとどまって、読書しながらいつしか眠って朝を待つだけ。


来週末も家内はひとり旅に出かける。


ひとりになったとき自らの真実が明らかとなる。

家内が留守のあいだ、わたしは主の帰りを伏して待つ従順な飼い犬のようなもの。

自らの寸法が身に沁みた。

2024年7月21日 朝と昼 西宮北口 ガスト