KORANIKATARU

子らに語る時々日記

地味で質素で中身濃厚

朝、家内手製のイクラ丼を食べ、昼の弁当として焼肉と具沢山のおにぎりを持たされた。


順調に業務を進め、午後過ぎにいったん家へと戻った。

家内が耳つぼマッサを施してくれたから、ピットインしたようなものと言えた。


再度、家を出て今度は王寺駅へと向かった。

新長田駅付近で線路への立ち入り事案があったとのことで大幅に電車が遅れたが約束の時間にギリギリ間に合った。


向かい合って座って、前に座る人物がタコちゃんの大学時代の同級生だったと分かって一気に親しみが湧いた。


初対面だったが旧知の仲のように一緒にお茶して近況を交換し長話を楽しんだ。


店を出て並んで駅まで歩いた。


はや11月。

秋風は冬の冷気を含み、その無色透明が辺り一帯の景色をクリアなものにしていた。

だから駅前を飾るイルミネーションの光が映えに映えた。


そんななか並んで歩いて、これはもうどこからどうみても同級生同士だろう。

駅で別れ電車に乗って即、「同級生に会ったよ」とタコちゃんにメッセージを送った。


帰宅すると夕飯の準備が整っていた。


鹿児島の黒豚で巻いた秋茄子、かれいの塩焼き、続いて納豆サラダと熱々のテールスープが出て、ジューシーな梨がデザートとして最後を飾った。


うちの食事は良質なタンパク質と野菜とフルーツに溢れて栄養満点でかつ美味しい。


さすが家内。

週末に東京でおいしいものをさんざ食べたが、やはり家の食事が一番なのだった。


風呂を上がってこの夜も耳つぼマッサを受け家内の二万語に耳を傾けた。


さあ、明日も頑張ろう。

2024年11月5日 朝昼晩