午後8時、駅を降り線路伝いに歩きながら後方の空を見上げる。 途中何度か立ち止まりその度後ろの人がつかえた。 奇行めいた行動であったが、ただわたしは火星を探していただけだった。 金星は進路方面、燦々と輝く姿が真西に見える。 その東隣、木星もはっ…
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