KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

最もシンプルで重要な着眼点

躍進目覚ましい若手社長と子どもの進路の話になった。 お坊ちゃん学校へ通わせるのが最強の選択肢ではないですか。 御曹司どころが集まる学校に入れましょうよ。 社長が続ける。 そこに入れば、運がなければ出合えないようなコネクションに引っ掛かる確率が…

古巣との関わり

ずっとそうであったように、これからもそうであるように、今月も月末にかけて繁忙を極める。 目まぐるしいほどの日々に慣れ、業務効率も遥か昔の駆け出しの頃に比べて飛躍的に向上しているけれど、その分、仕事が増えるので、食べ過ぎで胃袋がどんどん膨らむ…

置物リーダーを打破

知人が市長選挙に出るので、興味あって現職がどんな風なのかネットで調べてみたものの、その情報発信の少なさ、薄さに唖然とした。 ご体裁程度の行動記録みたいなものがHPにあるのだが、それじゃあんまり、小学生の日記ではあるまいしという、何ともいたたま…

ええ国ええ時代

夏至が近づき、朝の4時過ぎには空が白み、涼風に木々が揺れる。眼前の公園は光溢れる予兆に活気づくかのようだ。 無敵の夏がもう間もなくやってくる。 昨日、まだ明るいうちに帰宅し、家内が明石で買い込んだ魚介類に舌鼓打ちながら、クロッシングという映…

県大会秘蔵の決勝戦ビデオ

中高の同級生が、ある自治体の首長選挙に出馬する。 現職が吹き飛ぶほどの華麗な経歴、ずば抜けた知性の人物である。 出馬の報に触れ、仲間うち一気縦横に支援の輪が広がる。 今を遡ること20年以上前、ちんちくりんの少年であった我々も、40歳を過ぎて、まあ…

男の居場所ブギウギ

家は女性の居場所である。 男にとって仕事が肝心要のフィールドであるのと同じくらい、女性にとっては家こそが人生の実感がリアルに伴う最重要の場所となる。 だから、男がのこのこ家にいるなんて、虎のなわばりを踏み荒らすみたいな暴挙となる。 トラブルの…

人の大小

ロイヤルホテルに到着した。30分はお待たせしたであろうか。 喫茶ラウンジで待つ経営者の姿を見つけ、素早く斜め後方に近づき、遅刻を詫びる。 言い訳はしない。 時間に厳しい方である。 蛇に睨まれたカエルのように身を固くし、反応を待つ。 悪意のある遅…

背を向けるにもパワーがいる

アメリカ村は御堂筋を挟んで心斎橋の西側に広がる。 ミナミ自体既に独特の雰囲気だが、アメリカ村はさらに独自色が濃厚だ。 通りに立つ外国人、昼間から往来にしゃがむヤンキー女子、全身壁画みたいなタトゥーが目を射る青少年。 普段接しないカテゴリーに属…