2014-01-01から1年間の記事一覧
1御用納めの明くる日は土曜日。焼け野原の様相呈するほどに乱雑さを増した事務所書類群を手分けしてキレイに整理収納する。暴風雨に見舞われたかのような師走業務はもはや遠い昔日の思い出。秩序回復し静か佇む事務所を見渡し、今年も切り抜けたとしばし感…
1午後2時の約束であった。コインパークにクルマを停めたのがちょうど2時。電話を入れた。5分遅れます、と私が言う前に取次の女子が言った。えっ、今日の理事会は延期ですよ、メールしましたよね。そんなメールなど見ていない。その場でiPhoneをスクロー…
全く昨年と同じ。未明の街を通り抜け、すまたんが始まる前から事務所で仕事を始めた。 朝の9時には難所を抜け後はひたすら根を詰めて注意深く書類を作成していくだけとなる。 途中家内が昨日同様応援に駆けつけてくれた。 昨日は焼肉の差入れだったが、今日…
あっという間に日が暮れた。冬至からたった一日。まだまだ明暗の暗が過半を占める季節が続くが徐々に明が暗を押し返していくことになる。 夜も明けぬうちから相当に精を出して仕事をこなし、今日も自らに課した設定量はこなしたので、少しは安らいだ気分では…
塾へ行く道すがら二男が事務所に寄り、テキストやらをコピーし、ちょいと腰掛け勉強していると、学校帰りの長男が途中下車して事務所に顔を出した。 腹が減ったので、事務所近くのなか卯で腹ごしらえするため寄ったのだという。 荷物を置いて二男の横を通る…
冷える夜は銭湯に限る。夜8時過ぎ、事務所からクルマで西九条に向かう。大福湯のサウナでひととき過ごす。二男を迎える頃合い、湯を上がり上六へ。途中、救急車のサイレンが聞こえたので一旦停止し、先を行かせる。しかしどのような走行ルールなのだろう。…
午後に入って仕事に精細がない。ちょっとした作業が重たく感じる。師走最終週に備えコンディションを整えねばならない。仕事を一旦休止し、野田阪神のりらくへ向かった。今日施術してくれたタマリさんに感謝である。本当にカラダが楽になったし軽くなった。9…
師走も最終コーナーに差し掛かり、今年も何とか課題を完遂することができる見通しが立った。ほっと胸なでおろし、しかしまだまだ油断は禁物と、静謐な気分にて兜の緒を締め直す、そんな心境である。ちょうど冬至を目前にするこの時期、一体なぜだろう、早朝…
この道を真っ直ぐ進むと海に出る。そう言うと、助手席の二男がナビを操作した。画面に北港の3Dイメージが表示される。現在地点と海との距離感がナビで一目瞭然となる。Coolio の Gangsta’s Paradise が流れ、二男に映画 Dangerous Mindsについて話しつつ、ま…
光を浴びて仕事したいので、南の窓際のデスクを主戦場としている。 今日はなんという寒さなのだ。 窓を透過して冷気が押し寄せてくる。 寒さで、ふくらはぎがしびれる。 ああ、レッグウォーマーが欲しい。 レッグウォーマーが欲しい、そんなことを思ったのは…
1露天設置の塩サウナが底冷えするくらいこの夜の大阪はえげつないほどの寒気に覆われた。寒いからこそ人は風呂に集い、しかし人の出入りが激しものだから、戸が頻繁に開け閉めされ、あちこちから寒風が吹き込んでくる。無思慮に戸を大きく開け、しかもすぐ…
大の男が数人がかりで次から次へと口に放り込んでいっても、アンコウの身とキモは尽きない。新鮮さのほどが一目で分かる、その艷やかを褒めそやし、どんどこ舌鼓打つ序盤の勢いは次第に目に見え衰え、ついには、鍋の脇に給される量が、口に運ばれる量を凌駕…
1事務所近くで風呂を済ませ帰宅する。ほかほかカーペットの上であぐらかいて、家内手作りのおでんでひととき晩酌の時間を過ごす。程よく酔って電源OFF。自室で眠りこけていると、塾を終えて帰宅した二男が私のねぐらに入ってきた。一瞬目覚めるが、充実の一…
1師走の折り返しとなる土曜日。疲労抜くため、まずは野田阪神のマッサージ屋りらくへ向かった。ここではシャロットとクロキさんが、抜群に上手い。運良くシャロットの番に当たった。施術受ける間も、シャロットを目当てとする予約電話がかかってくる。指先…
1家族揃って出力全開の年末である。期末テストに臨む長男をクルマに乗せ休日の仕事場に明け方から乗り込んだ。私は仕事、長男は勉強に取り組み、私はついに音を上げ失速し、そんな無様な父を尻目に長男は作業続行中である。後で物理の質問がわんさかあると…
1壮行会の開始時間が19:30。まだ二時間ほどある。出発まで映画を見ることにした。終業後の事務所で「アンコール(Song for Marion)」を見始める。嗚咽を免れない。もし劇場だったらどうすればいいのだろう。館内はしゃくりあげるようなすすり泣きが止まず…
1ゴダイゴの銀河鉄道999がサウナで流れる。仕事を終えた後の意識の余白に心地よく感傷が染みこんでいく。「さあ行くんだ、その顔をあげて」という冒頭の歌詞によって歌の世界に引き込まれていく。「あの人はもう思い出だけど」というフレーズの箇所で決まっ…
1新聞読むのもじれったいような師走直前のサンデー事務作業であるが、二男の迎えの時刻が迫ったので切り上げた。新聞はめくられることもなくデスクの端っこに押しやられたまま。新聞をゆっくりと読む、という日曜の楽しみはお預けとなった。12月については…
1キツメの申請3件終えればもうどこにも力が入らない。ぼーとしていても抜け殻状態を脱することはできない。夕刻前の大阪府庁咲洲庁舎を発ち、クルマを駆って銭湯に向かった。大型のスパだと逆に気疲れしてしまう。こじんまり静まった銭湯の方が休養という…
1こっから先は無理。進んでしまうとそれまでの成果も含めてボロボロになる。仕事には限界がある。毎年そのことを痛感する師走である。単に忙しいのではない。こなす数量は並みではなく、手を動かせばどうにかなるといった単純なものでもない。神経すり減る…
1肌寒さが幾分和らいだ週半ば、市内各所を電車で巡る。電車がいいのは本が読めること。たまに運転しながら漫画読んでいるお兄さんをみかけるが天下の公道、あんた一人の危なっかしさが他者をも巻き込むかもしれないそのリスクをどうか想像してもらいたい。…
1今年最後の三連休が終わった。心にスキが生じるからだろう、休み明けは決まってカラダがだるい。自らに喝を入れつつ始発で仕事に向かう。デスクに座れば自然と起動するはずが、いつまで経っても調子がすぐれない。なんとか騙し騙し昼までの業務を完遂させ1…
1日曜午後、仕事場界隈をぶらり一人で散歩する。空は晴れ渡りぽかぽか陽気。一歩踏み出すごとに心がほぐれる。梅田界隈に差し掛かり、買物袋提げた人だかりをすり抜けていく。私自身は繁華街を行くような格好ではない。安物のジーンズに着古したフリース、…
1日曜日、朝の5時。クルマに乗り込む。シャッターが静かに上がっていく。一体これまで何度目にしてきたのだろう。お決まりのシーンで一日の幕が開ける。アクセルを踏みクルマを走らせる。早ければ3時頃、どんなに遅くとも6時までには家を出る。一年365日…
1今週は連日長距離運転が続いた。年末駆け込みの依頼が相次ぎ日中は東奔西走。いきおいデスクに向かう時間が極端に目減りすることになる。土曜になってようやく日記にあてる時間を捻出できた。午後の課題が早めに仕上がったので久方ぶり日記の上で過ごして…
1御用納めにかけて最重要域の業務が倍加し朝から晩まで仕事に埋没する日々を過ごすことになる。この時期においては週単位のタスク管理では立ち向かうべき全貌がグリップできない。グリップできないと焦燥と不安ばかりが募ることになる。A3用紙を2枚つない…
1ふと時間が空いた。日曜午後に生じた凪のような時間。仕事するには既に頭は飽和状態。文字はもうたくさん。しかし、散歩するには寒すぎる。酒を飲むにも早過ぎる。では、映画を観ようとなる。手持ち無沙汰な時間を茫と過ごすより、名作に触れる方がはるか…
1夕刻過ぎ、仕事場近くの商店街をぶらつく。あれよあれよと言う間、ここも年の瀬の賑いを増していくのであろう。満海で数種の焼き魚を買い込む。カンパチのガシラ、ブリ、塩サンマ、シャケ。幾つかは今夜の酒のお供とし、幾つかは家で誰かしら食べるだろう…
1仕事の合間、頭を冷やそうと散歩がてらジュンク堂へ向かった。頭冷やすつもりが、外気は凍てつき、ニット帽なしではとても出歩けない。日陰に入るとたちまち体温が奪われる。帽子だけでなく羽織るものも欠かせない。11月中旬、季節は着実に冬へと向かって…
明け方、なか卯で朝食を食べながら考える。この後でコンビニに寄りコーヒーやらを買い、昼は王将の餃子おすすめランチで節約し、仕事後に風呂入って夜は質素に養老乃瀧で一杯するにしても、ごくあっさり私一人で計5千円かかることになる。土日も祝日もほぼ…