2013-01-01から1年間の記事一覧
食事もそこそこ酒だけ入り空腹感増す状態に抗しきれず一駅前の立花で下車し食事処を物色。 大晦日23時前なのにすき家は賑わっていた。 2号線に面した東大 島の夜警所にも大勢の地域住民有志が集っていたが、目と鼻の先の公園で中学生らが何かを燃やし辺りは…
1 ネットの通信が不安定、何とかしてくれと数週間言われ続け、やっと今朝、お家のMacとAirmacを事務所に持ち込んで様子を見た。 いろいろ試した結果、Airmacの余命が尽きたのであろうと結論する。 新年を迎えるにあたり家の電球を全部変える家庭みたいに、こ…
1 明け方、なか卯で朝食終えたおじさんが「よいお年を」と店員に声かけて店を出る。 噛み締めたくなる程にいい言葉だ。 長く響く余韻を味わいつつうどんをかき込む。 西宮は0℃、大阪は1℃の朝である。 ちょっと気を抜いた格好してしまうと路上でガクガク震…
1 新年に向けての模様替えとしてMacOS Mavericksをダウンロードし、それに伴いネットの設定をいじりHDDを増設し、2014年版が間もなくリリースされるとの情報を横目にしつつもMicrosoft Office for Mac2011を購入しインストールした。 仕事柄Windowsマシンも…
家族で大城園。おっさん年齢ともなるといくら肉が美味くても限界がある。しかし冷麺は違うのだ。その昔、熱出た時くらいにしかあり付けなかった愛しの冷麺は今もなお焦がれる存在、世の中でこれほど美しくおいしい食べものは存在しない。
白ワインを調達せよとの詔が発せられ二男を迎えがてらワッシーズに立ち寄った。 強気な値札の数々に気圧され場違いにも程があると店外へ逃れるタイミングを見計らい始めたその瞬間身丈に合う可憐な値札が佇んでいるのが目に入った。 大海の木片とはまさにこ…
1 12月24日未明の道路はがら空きであった。 武庫川を渡って西大島で1台を抜き、三和商店街付近で1台に抜かれた以外、車両は皆無であった。 夜中なのにパッチリと目が覚め仕事したくていてもたってもいられなくなるのは例年通りのことである。 こなす仕事…
文具補給のため日曜午後の野田阪神イオンへ走る。凍てつく路上でどこかの慈善団体がピアニカの伴奏で賛美歌を合唱している。なぜだろう、そのあまりに素朴 なもろびとこぞりてにジーンとくる。タイガース選手のトークショーを前にイオンはいつにも増しての賑…
事務所の片隅で長男が終日試験勉強に取り組み揃って二男を塾で迎え男子三人互いを労い帰途につく。 部活と勉強だけの生活だと長男が言う。 塾と勉強だけの生活だと二男が応え一拍おいて父たる者の言を待つ。 仕事、だけの毎日だとの表明に「きしょい人生やな…
Sting の MoonOverBourbonStreetを流し二男の塾に向う。 夜に瞬くあれやこれやの光を単に感知するだけの受像器のごとく無思考に沈んで薄らぼん やり車を走らせる。 明方4時の頭痛を薬で抑え一日乗り切った。 南森町コーヨーで買った助手席の白ワインが今夜の…
1 底冷えの京都からの帰途、成城石井で3本まとめ売りのワインを買う。 事務所に立ち寄り後片付けしてから自宅に向かう。 家内が作った野菜スープに、ブルディガラのバケット、それにハムやトマトやチーズやらを添えて、赤ワインを飲み始める。 長男は「白…
上本町の交差点で飲酒検問を受ける。疲労混じる息がたちまち白くライトに照らされる。困憊の度合いを感知できるなら通行車両中相当上位にランキングされるに違いない。事務所を発つ時に横軸に社名、縦軸に課題を記したマトリクスを作って一覧した。この調子…
波打ち際アイドルが両手で水掬って飛沫散らせるみたいな要領で爺さんは自らの身体にぴしゃとだけ湯をかけ、なんとそれだけで湯船に入ってきた。 掛湯にも種々流儀はあるにせよ爺さんそれじゃああんまりだ。 許容範囲だと見て見ぬふりもできず私は入れ替わり…
普通電車に乗って神戸に向かう。寝屋川での用事が早く片付き時間に余裕が出たのであった。ぐっすり30分は眠ることができた。目が覚めるとそこはいつだって開放感たっぷりの神戸であった。こじゃれた筆記用具や二男の鉛筆などを買い、仕事なのに小旅行味わう…
私は自転車のカゴに万札を入れることはない。だから西宮瓦林のスーパー万代から駐輪場に落ちていた万札が届けられたと報せがあったときには家内よりも私の方が歓喜した。地べたに佇む万札と目が合い我が物としない。土地柄のなせる技だがそのような正しい心…
ATMで8万下ろして6万だけ取り出し2万残したまま銀行を後にしたことがある私は芦屋の知人が3万下ろして着信あって3万そのままに銀行を出たと聞いても驚きはしないし次の人が届け出たお陰で失念した2万を振込んで貰った私は知人の3万がちゃんと戻ったと聞いて…
淀川を窓型に象って照らす阪神電車と併走し市内に向う。 市岡元町で左に折れ千日前に入ると交通量がいや増しとなり路地にたむろする妖しい女性らに目をやったりしつつ日本橋のネオンを抜ければようやく目的地となる。 塾の前二男を待つ。 二人音楽でも聴きつ…
1 11年前の12月某日、今日と同じく澄み切るほどに晴れ渡った日曜朝、二男が生まれた。 明け方6時過ぎであった。 東の空が明度を増し光が募り始め、そして産声が響き渡った。 今朝は6時まで待って長男を起こし、事務所に向け東へクルマを走らせる。 昨晩遅…
長男が期末試験の勉強をしに明日事務所に来るという。 物理で聞きたいことがあるとのことだ。 今でこそ書類屋に身をやつし糊口凌ぐ日陰者であるけれど、かつて理数系では腕に覚えある時代があった父である。 任務遂行の後、長男は私を見直し、父子水入らずク…
鶴橋駅での乗り換えの際、電車の発車に寸前で間に合わず次の電車を待っていた。その6分間、写真の男性は浪速うどんの看板の前に仁王立ちとなり10種のう どんを睨みつけていた。6分もの熟考の末、ようやく彼は自動食券機の前に立ち、いずれかのボタンを押し…
阪神尼崎で降り、きょう整形外科神経外科クリニックへ向かった。 内覧会行われる袖に33期の岡本らがいてよおと談笑しつつ美しい内装の各所をつぶさに見て回った。 診察室に飾られる絵に目が止まる。楽しげにカニと遊ぶ子らを両親が微笑んで見守っている。済…
忙しさは工夫や要領などではなく忙しさによってのみ統制される。忙しければ忙しいほど忙しさに順応できる。初日から仕事納めまでの怒濤の師走、息詰まる27イニング連続登板の過酷な日々であるからこそ燃えろ火の玉まだまだ仕事こなす余力が生まれる。今日か…
1 昨日は日がな一日クルマを運転していた。 運転しつつハネケの「隠された記憶」について思い巡らせる。 緻密に練り込まれおそらくは一義的に構築された作品世界の全景から、非本質的な要素を削りに削り凝縮させるとあのような多義的な光彩放つ作品となるの…
時間が経つほどにしみじみと熊野古道の光景が蘇って来る。 二男を先頭に、家内、そして私の順で尾根伝い列 となり、原生林に自生したかのような路を登り降り延々と進む。 天高く真っ直ぐ群生する針葉樹の合間から隣接する山々の峰が時折垣間見える。 人とす…
新聞に掲載される週刊誌の見出しがあまりに奔放で気味悪く、 真面目だけが取り柄といった堅物が普段口馴染みない下ネタを嬉々として開陳しているようで痛ましい。 画像であれば表層的だが活字となると奥底まで届いて淫靡な想念が固着しかねない。 内面操作に…
秋を思わせる冷気に身を引き締め美しい朝焼けに見とれてさえ仕事の重圧に息も絶え絶え必死に抗し何とか死力尽くして一日を終え家に凱旋したところ主婦らは酒盛りで座る場所はなく屋根裏に引っ込み小皿で小腹埋め手持ち無沙汰かこつ。散会する様子はなくゆっ…
1 連休最終日、夕刻の阪和道上りは入口手前から既に大渋滞であった。 赤いブレーキランプの列がはるか前方に連なり、後方も白い光が絶え間なく続く。 世の中の車という車が総出になってギネス目指し光りの数珠つなぎでもしているといった様相である。 二男…
パワー朝食。 最強の朝食は和食である。 中年になり一層そう思う。 海苔に味噌汁、卵、梅干し、ひじきにおひたし、焼魚、そして炊きたての白ご飯。 近頃では牛丼チェーンでもちゃんとした朝食にありつくことができる。 そのような朝食の提供は社会的にもたい…
駅伝が開催されていた。熊野本宮大社前がゴールである。出店の料理が手作りなので結構美味い。選手がゴールインし始めると、美人どころのお囃子が始まった。
八咫鏡と言えば伊勢神宮所蔵の天皇家秘奥の神器として知られているが、ここ熊野神社の巨大鳥居には、サッカー日本代表の胸に刻印される神鳥八咫烏が鎮座しあたりを睥睨している。日本人として当たり前のことのように子らに八咫烏あしらわれたお守りを購入し…