KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

奇蹟の地への日帰り旅行

日曜はトレドを巡るエクスカージョンを申し込んでいた。バスの出発時間が早かったからホテルでの朝食をさっさと済ませて出かけるつもりだった。 ところが、用意されたビュッフェがあまりにも充実していたのでわたしたちは本格的にそのメニューと向き合うこと…

その方が楽しいし勉強になる

ヘルシンキからマドリッドへと向かうため飛行機に乗り込んだ。 搭乗の際、荷物を棚に載せる仕方が雑だと家内から注意を受けた。 ヘルシンキで買った大事な品が入っているのに、わたしは後続の客の邪魔にならぬよう慌ててしまったのだった。 それで素直に謝れ…

映画と同じ世界が眼前にあった

空港から鉄道を使って中心街へと出た。駅を降りマーケットで朝食を取ろうとタクシーに乗って港に向かった。 目的地は目と鼻の先にあり僅か5分ほどの乗車だったが、タクシー代は25ユーロで、つまり4,250円もしたから驚いた。 所々に残雪が見られ気温は4℃、…

このワクワク感はなんだろう

金曜の業務を終え、家内とともに特急はるかに乗って関空へと向かった。 人出はさほどでもなくスムーズに搭乗手続が進み、出国ロビーでラーメンを食べた。ここ関空の他にはニューヨークにだけ店があるのだという。なるほど値段は確かに日本離れしていた。 そ…

最後の最後、わたしたちは一つになった

韓牛を堪能し終えた日曜の午後。ソウルでの残り時間をカフェ活して過ごすという家内たちと別れ、わたしはひとりで明洞の街をぶらついた。 思い出に何か食べようと思いつつも、しかし適当な店が定まらない。皆でテーブルを囲んで食べるような料理ばかりであり…

木曜日は石垣牛

朝から駆けずり回って、ようやく夕刻。 安息の時が訪れた。 焼肉きたうちは、河内永和を降りてすぐの場所にあった。 店の奥に特別なブースがあり、ここで北内社長自らが石垣牛を焼いてくれる。 この界隈だと神戸牛や近江牛といったところが聞こえ高い。 ちょ…

日曜に韓牛、そして水曜に和牛

日曜の夜に帰国し、リムジンバスに揺られぼんやり窓の向こうを眺めた。 過ぎていく景色に目が馴染んで心が安らいでいった。 梅田界隈に入ったときには心底思った。 なんて日本はきれいなのだろう。 猥雑な部類に属する大阪であってさえ、楚々とした風情にあ…

異国の夜道、無数の声に励まされた

隣国にも春が訪れていた。 そこかしこに春の匂いが漂って、だからわたしはタクシーの窓を開けそんな空気を楽しんだ。 窓から吹き込む夜風にあたってうっとりしていると、元気な声が耳に届いた。 信号待ちをする隣のクルマも窓を全開にしていた。 だから声が…

全部取りは全部負けと背中合わせ

移動の車中、訪問先のHPに目を通した。 思った以上に相手がでかい。 で、臆するような気持ちが生じた。 相手がどうあれ、緊張することはあってもこれまで臆するといったことはなかった。 だからわたしにとっては珍しい現象だった。 営業に訪れこれまでけんも…

漢江の向こうへと行って帰ってはじめてのお使い

前夜、食べすぎた。 だからわたしひとり、朝食を抜くことにした。 勿体ないが仕方ない。 朝食後、家内は隣接する百貨店へと買い物に出かけ、一方のわたしはプールにでも行こうと支度して階下へと降りた。 ロッカーで着替えはじめたその瞬間、家内から連絡が…

春の雨降るソウルにて

朝、プールを独占するみたいに夫婦で泳ぎ、お腹を十分に空かせてから朝食をとった。 さすがロッテホテル。 どの一品も素晴らしく、これまで経験したビュッフェのなかナンバーワンだと思えた。 昼過ぎになって江南のロッテワールドタワーへと移動し、家内の後…

普段ゲームに興じる余力はない

朝3時には起き出して業務を片付け、女房と共に5時半に家を出た。 大阪駅で特急はるかに乗り換え関空まで向かい、9時にはアシアナ航空の飛行機が飛び立って仁川からはリムジンバスを利用し昼過ぎにロッテホテルに到着した。 ノンストレスで気づけば明洞と…

自分は自分が思う自分とは全く異なる

業務の最終地点が阿倍野だったから、昔なつかし久しぶり、正宗屋に立ち寄ることにした。 カウンター席の端っこで、ビールを飲んで憩って過ごし、周囲の様子を窺うでもなく窺った。 後ろに座るのは、営業での外回りを終えた上司と部下だろう。 その会話を耳に…

場末の店でその輪に加わった

先日帰省した際、二男は東京の従姉と一緒にうちの実家を訪れた。 その際、ビールと明石焼を持参したという。 突如、孫が姿を現し、父はさぞかし喜んだことだろう。 その証拠、持ち込まれたビールはすぐに空き、冷蔵庫のなかの発泡酒まで飲み尽くされた。 と…

朝の正しい迎え方

仕事が立て込んでいた。 だから朝5時には起きて作業にかかる必要があった。 一昔前は始発電車をも遅いと感じて出勤していたので、朝5時に起きるなどありふれたことだった。 しかしそんな若気の時代はとうに終りを迎え、ここ数年は早起きから解放された。 …

ディフェンス一辺倒でも前へと進む

気持ちとは裏腹。 疲労が取れて、たいていの月曜は快調に仕事が進んで量もこなせる。 ところがこの月曜、出だしから低調だった。 前日、遮二無二掃除した。 普段使わぬ筋肉を酷使して、結果、頭がうすらぼんやりするほどの疲労が残ってしまったのだった。 こ…

美がたんと詰まった旅になる

出張で大阪を訪れていたが、 結局家に寄ることなく長男は土曜夜に帰京した。 日曜朝一で用事があるとのことだった。 一方の二男は日曜の朝、大学の友だちと一緒に東京へと帰っていった。 これでまた夫婦ふたりとなった。 さて何をして過ごそうか。 以心伝心…

大阪星光はいつまで経っても仲がいい

たっぷりジムで運動してから、まだ夏日の火照りが残る夕刻、家内と共に桃谷へと向かった。 もともとは金曜夜に二人で訪れる予定にしていた。 予定を変更したのは、二男が急遽帰省すると知ったからだった。 大将に相談したところ、土曜夜なら三人分の席が取れ…

息子というのは世界を変える

週末は大阪出張とのこと。 それで長男はこっちに帰ってきているが、どこかホテルに宿泊し金曜、土曜と仕事して、うちに顔を出すこともままならない。 土曜夜から日曜にかけちょいと寄るくらいがせいぜいで、久々だからと関西の友人らと会う間もなくまた帰京…

この日のキーワードは苦節十年

朝一番、駅のロータリーで職員をピックアップし新規の客先へと向かった。 小一時間ほど。 そう見込んだ商談は長きにわたり、終わったときには昼間近という時刻に至っていた。 十年の下積みを経て事業主となり艱難辛苦の果て地域のトップへと躍り出たこれまで…

「お後がよろしいようで」と去っていく

料理教室にて出会いが生まれる。 そこで意気投合し食事などに出かけ、そして交流が深まっていく。 ここ最近も仲良くなる人に恵まれた。 そんな話を家内から聞くのがとても楽しい。 2つの出会いがあり、何度か会ううち身の上なども知ることになった。 双方に…

悪い流れといい流れ

ここ最近はSNS警察の取り締まりがキツくなり、以前のように奔放なウソが跋扈し難くなっているのだという。 誰かの画像を剽窃しさも自分の持ち物のように見せびらかせたり、偽ブランドをひけらかせたり、嘘八百の留学経験や経歴を語ったところで、どこで誰が…

行き詰まったら眠ればいい

疲れたときには眠るに限る。 特に雨が降り続くような夜には尚更のこと。 たっぷり10時間。 それくらいの睡眠を取ろうと思って、この日わたしは夜8時過ぎには寝床に就いた。 心身に潜む倦怠感は一掃され、長い夢路を経て、日常では起こり得ないブレイクス…

息子たちが暮らす街でいろんなものが満ち満ちた

フィットネスから戻ると、窓の向こうには青空が広がっていた。 滞在三日目にして晴天に恵まれたのだった。 さっさとホテルをチェックアウトし大手町にて自転車を借りた。 陽気が兆し始め、花の香がかぐわしい東京の街を夫婦で縦横に走った。 昼になって馬喰…

花咲く季節、家族四人で集まった

花曇りの朝、女房と共に皇居あたりを散策し、混み合うスタバでお茶するがよい席にはありつけず、ディーンアンドデルーカへと移動しそこを根城にすることにした。 いつも芦屋のロイヤルホストでするように、そこで今度の旅行について具体的な行程を組み立てて…

昼と夜とで身の程をわきまえた

東京駅に着いてすぐパレスホテルへと向かった。 花冷えの日となって肌寒い。 気温を見ると9℃。 何か羽織ってくるべきだった。 ドレスコードがあるとのことでレストランの入口でジャケットを借りた。 着る必要はなく、手に持てばいいと言う。 素直に従った。…

老後に備えメンタルの土台も構築しておいた方がいい

家内が持たせてくれた焼肉を携え、朝一番で実家に寄った。 座椅子にもたれ朝の情報番組をみる父のかたわらに座って近況を話し、話題が途切れるとテレビに目をやった。 野球選手の通訳が違法賭博に手を染めていたとの話題が取り上げられていて、父は言った。 …

自分が大事にしているものを知る

朝8時、約束どおりお客さんから電話がかかってきた。 業務について打ち合わせしていると、階下から声が聞こえた。 ご飯できたよ。 家内がわたしを呼んでいるのだった。 わたしは電話しながら渡り廊下に出て、階下にいる家内にいま取り込み中であることを指…

別人になることもまた旅の醍醐味

貝の蓋が固く閉じているようなものなのだろう。 普段わたしはそのように内にこもって、だから往来で誰かから声を掛けられるといったことがない。 繁華街の客引きでさえ手をこまねく。 内で思念がむんむん蒸して、そんな様子が如実に伝わるのだと思う。 そん…

ぐるぐると時間のなかを巡って歩く

ジムから戻って食卓に座る。 一日のうちでいちばん心が落ち着くときである。 家内と差し向かいになって日本酒を酌み交わし、今後の旅先の映像などを眺めて夕飯をつまんだ。 ひとつの場所を訪れると、次々と行きたい場所が増えていく。 楽しみが増える訳であ…