KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花粉症レーザーのおかげで春を満喫

1Joanna Wang を聞きつつ、色づき始めた桜で賑わう武庫川沿いを北上する。かつて西宮警察近くにパンの名店ムッシュアッシュがあった。解放感に浸る土曜朝、そこへ向かう道すがらFMからふいに飛び込んできたJoanna Wang の歌声に陶然となったのは7年も8年…

思いやりのある優しい男子になってほしいと願ってすすめた映画

1夜中に差し掛かろうという時間に、電話が鳴る。不吉な予感に身構える。長男の友人からの電話だったようだ。ほっとする。携帯を持たせていないため単なる連絡であっても固定電話が媒介となる。4月になれば中3となる。中2クラスの打ち上げとして焼肉パー…

書類屋が過ごす晴天の土曜日

1ここ最近はもっぱらセブンイレブンのお世話になっている。明け方の寝床で珈琲の香りを思い浮かべ朝食とするお弁当のチョイスに頭を巡らせる。次第次第、まだ寝ていたいというカラダのだるさより食欲が勝っていく。週末くらいは電車で行こうとこの日土曜は…

華美軽薄な横着者に囲まれた学生時代の一コマ

1週末金曜日、芦屋で仕事を終え直帰の途につく。Jason Mraz の Love for a child がすっかり日の落ちた街路にほどよく馴染む。私好みの感傷に浸りつつハンドルを握る。家では二男の友人らを招いての食事会が催されていた。我が家に滞在中の従姉妹の女子も混…

ツバメ到来の春

1春分の日を過ぎ日の出は朝6時よりも早くなり、東の地平が層状の光を帯び始める頃合い、事務所までクルマを走らせ、翻って夜は、西の空低く月に寄り添って輝く宵の明星を視界に収めつつ帰宅する。神戸では平年より5日早くツバメが飛来したという。当事務…

こんな人たちに逢いたかった

1相良さんに案内されたのは、本町の一誠。味は間違いない、おすすめだという。予約なしの飛び込みであったため、カウンターに案内される。奥に鷲尾先生、その隣に腰掛ける。まずは生ビール。わしお耳鼻咽喉科の明日を考える水曜午後の定例会議を終え、団欒…

食後家族で映画見て無言となる

1春休みに入って家族揃って食事する日が続く。鶏鍋をつつきながら、家族4人で過ごす。その日イラッとくることがあってむかついたと長男が話す。むかつく、という言葉はやめよう。違う4文字、「むかつく」を入れる箇所に例えば「ふんわり」という語を代入…

自分のことなどどうでもいい

1夕刻、あらかじめ注文してあった魚介を満海で受け取り、金毘羅でうどんを買って帰途につく。今夜のメインはトラフグだ。とろける美味さを誇るマグロの刺身もどっさり買った。ミスタービーンのDVDも借りてある。空気和らぐ我が家の夕餉を思い浮かべつつ、本…

花言葉は、永遠の幸福

1二男が無事に小学校の卒業式の日を迎えることができた。担任教師が感極まって号泣し、その若気の男泣きに圧倒されて出席した父母らは一滴の涙もこぼせなかったという。式の進行を遠巻きに見つめるママらの間では当の卒業式はさておかれ、わしお耳鼻咽喉科…

春の夢

3月折り返しの日曜日、冬の装いのまま歩けば汗ばむほどの暖かさである。 北口のガーデンズまで一人でぶらりと歩く。 開店して間もない時間なのに子連れ家族でガーデンズはすでにどのフロアも賑わっている。 人波をかき分けるようにして進み、ユニクロに向か…

新年度に向け支度中

3月なのにこの冬一番の冷え込みとなった10日火曜日午後、働き盛りの男性二人がつい先日バンに轢き殺された現場近くを通り過ぎ、生駒トンネルを抜けた。大阪では小雪舞う程度であったが奈良葛城ではそれが吹雪に変わった。東大京大合格の吉報が真白な雪に混…

地下街の明石焼

本日の激務無事終了x最後の訪問先の道すがら、あるビルの前、懐かしさでふと足を止め写真をパチリ。 結婚前かつて家内がここ1階受付にいた当時の空気を薄目で眺めて蘇らせてみる。 赤貧の錆びたような匂いが微か漂うばかり。 待ち合わせして近くの地下街で…