KORANIKATARU

子らに語る時々日記

生駒山上から一路明石へ

二男を送り出した後、長男を乗せ墓参りに赴いた。 途中、スタバで家内が三人分のコーヒーを買い、晴天のお盆初日、車内は朝の良き香りに満ち満ちた。 運転しながら隣に座る長男に誰が墓に眠るのかエピソードを交え語った。 読書家で物静かだった祖父はかなり…

家族という繭の中で過ごした一日

さすがに9連休では長すぎる。 8月11日と12日は交替制での出勤にした。 12日はわたしの番。 空は青く澄み渡り電車はがら空き。 役所からの電話があるくらいでのんびりしたもの。 仕事がかなり捗った。 合間合間、長男からメールが届く。 芦屋セントラルが休館…

ごつい背中がいくつも並ぶ

関西にも訪れる場所が数多ある。 先日の京都に続き、この夜は神戸で息子をもてなした。 待ち合わせは午後7時。 ジムを終えてわたしは家内と一緒に電車で三宮に向かい、長男は友人らと映画を見終え梅田からやってきた。 集合場所はステーキの名店ルブージー…

いつまでたっても親の心は休まらない

隣家の女子が二十歳の誕生日を迎え、彼女の父は垂れ幕を作った。 ベランダから階下へと架かる垂れ幕に娘の名と祝成人との文字が大書きされている。 垂れ幕という表現方法に驚きを覚えるがそれ以上に娘への深い愛情と節目の喜びが伝わってくる。 日中には伊勢…

つながればいいというものでもない

ジムでたっぷり運動した後、息子は梅田に向かった。 久々、西大和の友人らが勢揃いすることになっていた。 例のごとく会は深夜に及びいったん解散となったが、すぐに今日また集合となった。 山の日だから、登山。 皆で六甲山に登り有馬温泉に入ってくるのだ…

兄に一目置くことになった夜

素麺で簡単に朝食を済ませてから京都に向かった。 助手席の家内がいつにも増して饒舌。 運転するわたしに向け話していたかと思えば後部座席に座る長男にも話しかける。 話題が尽きれば静かになる。 そう思っていたが、この日家内が話し止むことはなかった。 …

突然の来訪者

金曜夕刻、環状線に乗って実家に向かった。 突然の来訪だったから父母は驚いた風であった。 いつも月末には寄るようしているがこのところ忙しく延ばし延ばしになっていた。 父は晩酌の相手ができて嬉しそうだった。 こんなわたしでも顔を出して喜んでくれる…

真夜中、細く白い糸が四方に伸びた

息子の夜食は骨付き鶏もも肉と三輪そうめん。 先日の朝日新聞に素麺の話題があった。 遣唐使がもたらした食べ物が原型で、遡ること千二百年前、大神神社で神からお告げがありそのとおりに作ったところ素麺が出来上がった。 この三輪そうめんが元祖となり、江…

この夜も突如センサーが作動した

旅立つときは、ひとりだった。 三年前の夏のことである。 サマセットで二ヶ月近くを過ごし、世界中に友だちができた。 朝食は大和芋と卵の入った山かけご飯、それにテールスープ。 滋養強壮の雄らが集う食卓で二男が語った。 イギリスで出会った皆と再会する…

並び立つ拮抗が互いを高め合う

帰りにちょいと一杯立ち寄った。 まずはキリンの瓶。 続いてアサヒ。 この二つの銘柄が日本の双璧。 ビールの代名詞として並び立つ。 だから飲む際は、両方に敬意を表して計二本飲むことになる。 一本だけでは文字通り片手落ち。 先攻めがキリンで後攻めがア…

寄せ書きから教師の熱量が透けて見えた

懇談があったので家内は塾を訪れた。 1階ロビーに各高校の寄せ書きが掲示されている。 どの寄せ書きにも卒業生を激励する教師の言葉が溢れていた。 字面から学校の雰囲気が窺えた。 その学校に入った場合、子がどのように扱われるのかおおよそつかめるよう…

要約すればせいぜい数行といった話

見合いに臨む直前の心境が日記に綴られ、それが記事の出だしであったからいきなり一面から引き込まれた。 日記は続く。 会って印象良くその見合いが決め手となって伴侶が決まった。 その後も日記に日々の断片が書き記される。 妻への感謝の言葉や昇進が決ま…

休日であっても喜んで仕事する

休んでもよかったが仕事する土曜日となった。 切りのいいところで終えるつもりが気づけば夕刻。 ジムで一汗かいて帰宅した。 これでカラダも強くなって食事が美味しくなる。 このところ忙しい。 仕事が年々いい感じで膨らんで、わたし自身の業務量は程よく締…

歳を取ってはじめて理解できることもある

入試範囲に変更なし。 主な大学の入試要項が7月末日に発表となった。 新型コロナの影響で全国の高校が長期の休校を余儀なくされた。 入試範囲を縮小するよう文科省は各大学に要請し大半は応じたが、主だった大学は配慮不要との判断をくだした。 朝日新聞は…

夕飯をご一緒するならこの一択

傘も持たずに出かけたので心配していたが、家内が出先にて業務を終えたとき、ピタリと雷雨が治まった。 事務所に戻ってきた家内と連れ立って、雨上がりの街を野田阪神まで歩いた。 向かうは、なか道。 先月はじめて訪れて気に入った。 2ヶ月連続で顔を出す…

時々は楽をしてもらう

懐かしい音楽が聴きたくてこのところSmooth Radio LondonというFM放送を部屋で流している。 朝、出かけるとき家内の歌声が階上から聞こえた。 流れる曲に合わせて歌って家内はいまとても幸せなのだろう。 そう思うとわたしの口元もほころんだ。 一足先に出か…

高め合う仲と低め合う仲

帰途、魚屋たこやに寄った。 カツオとヒラメがオススメだと女将が言うので従った。 家に帰って風呂につかっている間に家内が切り分け薬味を添えて盛り付けた。 ビールで乾杯し、新鮮な刺身を二人で味わった。 まもなく二男が帰宅した。 彼も合流。 一口食べ…

赤の他人の中では青くなる

夜10時、わたしに続いて二男も帰宅した。 息子の夜食は家内が作った手羽先と素麺。 彼が食事する様子を眺めつつ、いつものように食卓で輪になり今日のエピソードについて語り合った。 わたしはこの日、星光の先輩の仕事を手伝った。 役割に合致する用事があ…

言うは易く行うは難し

四連休最終日の朝も家内とともにジムに向かった。 さすがに疲れを感じたが、両者ともに根が真面目。 軽く流すどころか頑張ってしまい、午前中で精魂が尽きた。 疲れが勝って外出する気は萎えた。 小降りとは言えどのみち外は雨。 簡単に昼を済ませ、見るとも…

出だしから見事正解

雨降る朝五時半、家内の弁当作りで一日が始まった。 二男が起き出し、朝食の用意も整った。 息子を送り出し、前日同様、わたしたちはジムに向かった。 いったん上がって晴れ間も覗いたが、また強く雨が降り出した。 雨の中わざわざ出かける気はしない。 神戸…

親子間にも働く万有引力の法則

祝日もいつもと同じ。 息子に朝食をしっかりとらせ弁当を持たせ送り出し、わたしたちはジムに向かった。 朝9時から一時間筋トレし、10 時から二人並んで半時間速歩した。 傾斜をつけてするからいつもは苦しい速歩である。 が、NHKのプロフェッショナルの再…

子がいてさえ自分のことで頭がいっぱいという人

物欲が消えて久しい。 欲しいと思うモノはなく、かつて欲しいと思ったモノにも食指は全く動かない。 二男の時計をネットで選び、ふと思った。 若い頃なら自身の物欲も起動し、わたしも何か欲しいと思ったのではないだろうか。 息子のための時計は欲しいと思…

大真面目の星のもと暮らす家族

エアシルクヨガというものがあるそうで、一緒に参加しようと家内に強く勧められたが断って、念の為、帰宅の時間も遅らせた。 業務後、向かうは立花の正宗屋。 久々の訪問となった。 新型コロナ感染者数が再び増加傾向にあるなか、飲み客らはどこ吹く風。 あ…

幼虫の頃、寝食を共にした

大阪特有の暑さが舞い戻った。 振り払っても振り払っても蒸した暑さが全身を覆う。 これほど暑いと土用の丑の日も大いに盛り上がったことだろう。 したたる汗をそのままにウナ丼をかき込んだ人も少なくないはずだ。 午前中、宅急便のおじさんが事務所に荷物…

趣旨に合致する方が幸せ

週明けの月曜日、早朝から一気呵成に仕事した。 夕刻には疲労困憊。 帰途、いつもの飲み屋の暖簾をくぐった。 一杯飲みながらこの日記の検索窓に『反応しない練習』と入力してみた。 案の定。 2015年10月4日と5日に「反応しない練習」との記述を見つけること…

原始的な開放感が親密さをいや増しにしていった

京都へと向かう二男を送り出し、わたしたちは三田プレミアム・アウトレットへとクルマを走らせた。 開店前なのにすでに駐車場は満杯に近かった。 遠方からの客も目立つ。 岐阜やら香川。 そんなナンバーを見つけるたび家内が喜ぶ。 まるで小学生である。 い…

やはり彼氏にしたい女子ナンバーワン

事務所近くのジムで運動し終えたとき、電話が鳴った。 家内からだった。 いま梅田にいるという。 イカリスーパーで待ち合わせることにした。 素早くシャワーで汗を流し身支度を整え環状線で大阪駅に向かった。 軽く夕飯を済ませよう。 そう言う家内に阪急百…

もっと凄い奴らがわんさといる

京都での業務を終え、おうすの里で梅干しを見繕った。 つぶれ梅がお買い得。 弁当に入れる際、家内は梅干しを潰してご飯に馴染ませる。 だから潰れていて好都合。 それで安いのだから立ち寄った際はまとめて買い求めることになる。 家にいったん寄ってシャワ…

大阪星光同窓会報は10月中旬配布予定

新型コロナの影響で様々な行事が中止になるなか、大阪星光同窓会報は例年どおりこの10月に全卒業生と在校生に配布される。 寄稿を求める連絡を7月初旬から始めている。 相手はみな星光生なので、例年どおり進捗は順調。 反応が鈍ければタイムラグが生じる。…

いいものなら勝手に売れる

帰宅すると服が待っていた。 まず真っ先、袖を通すよう家内に促された。 サイズがわたしに合えば、子らにもばっちりフィットする。 家内の目論見通り。 選んだすべてが申し分のないサイズであった。 この日家内は三田プレミアムアウトレットを訪れた。 息子…