KORANIKATARU

子らに語る時々日記

「もし」の側にいたとすれば怖気が走る

3月5日、下北沢にて長男の新生活が始まり、同月28日、西早稲田にて二男の東京暮らしが始まった。 そして、4月20日、わたしも新しい地にて業務を開始。 家内の持ち場が自宅だとすれば、四枚の皿が各地にて勢いよく回り始めたようなものである。 各自が日々交…

事務所移転の思わぬ副産物

引っ越しを経てチームの一体感は増し、場所は谷町、仕事もしやすい。 昨日午後、新事務所にて小一時間ではあったが業務に従事した。 窓から吹き込む風が清涼に香って、まさに新居にいるみたい。 心新たになることは清々しく、しばらくその心地よさにひたった…

さあこれから、まだまだこれから

業者に頼む。 そう言うと、彼らはびっくりしたような顔をした。 これくらいの量、自分らで運べますよ。 彼らの余裕の笑顔につられ、週のはじめの月曜、わたしたちは自力で引っ越しを敢行することになった。 思った以上に作業は骨折りとなった。 結果、わたし…

ある日曜日の記録、走り書き

日曜早朝、夫婦でジムに出かけてカラダを鍛えた。 先週に引き続き昼前、JRに乗って京都に向かった。 有次の鍋に補修が必要だったし先週買った家内のヨガウェアの交換もあった。 着いてすぐ伊勢丹で昼にした。 和久傳のカウンターに並んで座った。 ずらり居並…

受け継がれたものは数知れない

未明の時刻、午前5時。 ガソリンを満タンにし事務所に向かった。 引っ越しを前に私物を整理しなければならなかった。 家に持ち帰るものをクルマに搬入し、幾つかの荷物はクロネコヤマトに頼み、捨てるものは撤去屋に任せ、本はブックオフに引き取りを頼んだ…

献身する側からの引退

仕事を終え梅田で家内と合流した。 ヘッドスパを受けたばかりで家内は元気ハツラツ。 予約が取れないほどの人気店だそうで次は6月だという。 子育てを始めとし、長きに渡って家内は献身する側にあった。 今後は必要なケアをたっぷりと受け帳尻を合わせても…

家内には息子が二人

パソコンデータを整理していて古い音声データと出くわした。 園児の頃だろうか。 二男と家内が会話している。 当時はただただ小さくかわいいいだけであったから、その言葉がどの程度の深みから発せられているのか考えもしなかった。 幼く辿々しい口調であっ…

子育てを終える卒業旅行

東京で息子が受験する日々、これは家内にとって子育てを終える卒業旅行のようなものだった。 東大の試験日へと進む日程のなか、早慶の試験は飛び石的に断続した。 東京と大阪を行ったり来たりするより、ひとつ所に腰を据えるのが得策、そう判断した。 なによ…

子らを懐に巡業暮らし

門真での用事を終え夕刻、家内が事務所に戻った。 一緒に帰途につき、あとは夫婦で過ごすだけ。 この日も近所の居酒屋に立ち寄った。 カウンター席に腰掛けまずはビールを注ぎ合った。 ほどよい疲れにビールが沁みる。 喉を伝って全身に歓喜が広がった。 注…

東の地にて大陸づくりの真っ最中

反省の弁や謝罪は伝えられたが、結論に変わりはない。 人間関係はまれに厄介なものとなる。 後になって相手が人格破綻者と分かっても、一度、関わってしまうとそれなりの手数を経ないと切り離せない。 しかし進行するマイナスをいち早く食い止め、兎にも角に…

晴天の日曜、古都をぶらり散策

朝、家内とともにワークアウトに勤しみ、昼を前に京都に向かった。 土曜に続き日曜も晴天。 運動したからだろう。 その晴天に心身の隅々までがシンクロし爽快。 一つ画面でYou Tubeを見ながらJRの電車に揺られ一時間ほど。 先斗町で韓国料理と言えば「李南河…

わたしは門番

夜中にメールがあり、土曜早朝から対応した。 が、途中から相手がまたおかしなことを言い始めた。 2月から付き合いはじめ、当初からわたしはクイックレスポンスで一貫していた。 しかし、その始めから、相手はいろいろなことを勘違いし、その思い込みのまま…

眠れる獅子が目を覚ます2

昨年の11月28日土曜日はともに大安。 高3最後のオンライン保護者会の日であった。 大阪星光と西大和、奇しくも同日の開催となった。 終わって母らは感想を述べ合った。 進学担当の教師が終始ヘラヘラと喋るなど西大和ではあり得ないことだった。 浪人した場…

声さえ聞ければそれで十分

スタジオでのヨガレッスンを受け終えた家内と待ち合わせて帰宅した。 どこかで夕飯を済まそうと思うが、何か作るというので一緒に買い物することにした。 クルマでガーデンズに向かい阪急の食品売り場で食材を選んだ。 子らが家にいたときは連日買い込んだ。…

GWが真っ二つに分かれる

久々、家で夕飯。 週末日曜はどうしよう。 GWはどうしよう。 ビールを飲みながら夫婦で話し合った。 何か美味しいものを食べにいこう。 では、寿司。 日曜はそう決まった。 GWは? どこか遠くでゆっくりしよう。 北海道あたりか。 でも北海道に行ったところ…

最後の最後、考えないやつが勝つ

事務所移転の日が迫り、この日の午後、梅田の家電量販店を訪れた。 ついでに買い物しようと目論んで家内もついてきた。 そしてわたしは改めて家内のパワーを思い知ることになるのだった。 空調のコーナーで会計の段になった。 提示された額は327,300円。 わ…

うちのチアリーダー兼応援団長

桜が散って、寒さがぶり返した。 事務所に手伝いに来ていた家内と帰途についたが、暖に誘われ近所の居酒屋へと吸い込まれた。 おでんや湯豆腐など頼み、ちょっとした冬の風情。 日本酒の熱燗はこれが飲み納めとなるだろう。 ほどよく温まってから帰宅した。 …

息子二人を残して二人で帰阪

東京滞在の最終日。 時間が空いたという長男を渋谷に呼んで昼食をともにした。 前夜その背を見送ってしばらくお別れ。 そう思っていた家内はたいそう喜んだ。 息子は七千円、わたしたちは五千円のコースを選んだ。 何事も子が優先。 うちの家ではそれが食事…

兄弟揃って忙しい

上京にあたって家内はかなりの量の料理を用意した。 子らにおいしいものを食べさせる。 それが生きがいの家内である。 こんな機会にぼーっとしている訳がない。 家内が作り、わたしが運ぶ。 重い荷物を運びつつ、家内と行動をともにして痛感した。 わたしの…

かつてと同様、皆で眠った数日の記録

二年前、長男のときは横浜ベイシェラトン。 今回はリーガロイヤルホテル東京に集まった。 窓の向こう、大隈講堂が眼前にあって大隈庭園が見渡せる。 早稲田大学の入学式を迎えるにあたってこれ以上のロケーションは望めない。 夕刻、一足早く上京していた二…

早慶どちらも素晴らしい

入学式は急遽中止になった。 二男が朝一番にそう言った。 わたしたちは絶句し、コロナを心底憎むような気持ちになった。 そんなエイプリルフールで幕を開けた一日だった。 新入生やその家族で賑わう早稲田の構内各所で記念写真を撮り会場となるアリーナまで…

慶應生IN早稲田の輪

二男が用事で自室に戻ったので銭湯にはわたしと長男で向かった。 界隈で最もクチコミの良い豊川浴泉は、桜の最盛期を過ぎた神田川を越えてすぐの場所にあった。 若い学生らで中は混み合っていた。 湯舟の端っこに並んでわたしたちは湯に身を横たえた。 思っ…

見せれば見せるほどその正反対

装いに本性が顕われ出る。 控え目な場合は分かり難いがやたら出力が強い場合はあからさまとなる。 夕飯時、家内が様々な画像を見せてくれた。 娘を虐待し先頃逮捕された女性はかなりのセレブ志向の人だったようである。 とにかくよく見せたい。 思い通りに見…

誰もが重要な登場人物

寂しくなれば電話をすれば済む話。 夕飯のあと家内が二男に電話をかけた。 わたしたちはFaceTimeの画面に顔をくっつけ、部屋でくつろぐ息子と向き合った。 東京二日目。 明け方に目が覚め、彼はひと気のない早稲田通りをひとり歩いた。 朝になって同じ早稲田…

東京で集団就職するようなもの

この春を東京で迎えるメンバーは十数名。 近隣他校のボリュームと比較すればいかにも小所帯であるが、そこは大阪星光、結束は固い。 このほど彼ら66期上京組のライングループが結成された。 メンバーは東大の9人を筆頭に早稲田慶應がそれぞれ数名ずつに一橋…

電車が遅延しただ書いただけの日記

玄関を出たとき、寒いと感じた。 薄着を悔いたが、どのみち電車に運ばれ事務所に入るだけ。 いっときの辛抱だと思ってそのまま駅に向かった。 土曜の早朝、あたりはまだ暗かったが、結構な数の人がホームで始発電車を待っていた。 多くが春の装い。 寒さに不…

余技や余力は親の目を盗んでこそ育まれる

四角四面で堅苦しい男であるよりも多少なり遊びの部分もあった方がいい。 悪く言えばテキトー、良く言えば融通無碍ということになるだろうか。 行く道はおおむね熾烈で長丁場となる。 だからサバイバルするには余裕が欠かせない。 先日、隣家の奥さんに聞か…

息子が時の流れを形成していた

寂しいはずはない。 頭でそう思っているだけで、内にわき出て影を落とす心情は、寂しさ以外の何物でもないだろう。 息子が卒業旅行に出かけて4日目。 食事を作る必要はなく早起きも不要。 一気に家事から解放されて自由を満喫。 鼻歌でも漏れ出るくらいに楽…

心得るべき原則はシンプルな方がいい

弁当を持って家内が事務所にやってきた。 会議テーブルに座って皆で昼食を取り、家内がよく喋るものだから場がみるみるうちに和んでいった。 さっきまで事務所のボスが誰かの八つ当たりの電話を受けて平身低頭していた。 だから沈鬱な空気が垂れ込めていたの…

向き合ってこそ収穫大

その昔、非常にややこしい方と関わり合いになることがあった。 最初はまとも、そう見えた。 が、まもなくその危険な本性が顕となった。 切れると声を荒げ、支離滅裂なことを喚き散らす。 非が向こうにあっても、その非さえテコにしてエスカレートしていく。 …