KORANIKATARU

子らに語る時々日記

業務を終えてただ書いただけの日記

夕刻、JR志紀駅で降りて客先を目指した。 まだ日が高く直射を受けると暑いので日陰を選んで歩を運んだ。 随所で金木犀の香りに行き当たりそのたび陶然となりながら、民家が軒を連ねる路地を抜けると空港に至り、この周辺は製造業や建設業などの中小企業が群…

まるで火の玉

午後8時と言えば以前ならまっすぐ歩けないほど人で混み合い賑わっていたミナミであるが、その姿は見る影もなかった。 早めに着いたので、寂れかかる界隈をぶらり歩いて時間を潰してほどよい時刻、末廣鮓のカウンターで、かねしろ院長の到着を待った。 いま…

たいへんだったけれど心満たされた日曜日

事故渋滞が原因で車列の流れは遅々を極めた。 西宮山口付近でスポーツカーが大破しているとの情報が入ってくる。 日曜朝から豪快に飛ばしたに違いない。 西へと遠出する全車両が足止めを食ったようなものであるから、その豪快のトバッチリはあまりに大きかっ…

秋の味覚を求めてドライブ

そこかしこ金木犀の香が甘く清涼に漂う秋の好日。 食材の買い出しに出かけるとすれば丹波篠山をおいて他にない。 黒枝豆に丹羽栗など秋の味覚をかき集め、一週間で内に積もった事務作業の澱を一掃する。 そして肉はマルセで三田牛。 帰りのクルマは美味な食…

ひとりになれる場所

たまには一人で過ごしたい。 そんなとき行き先はひとつ。 正宗屋。 京都での業務を終えたのが夕刻。 事務所に戻ったときにはいい時間になった。 帰途、立花駅で途中下車し正宗屋の引き戸を開けた。 すでに大勢のおじさんらができあがっていた。 明日は雨だと…

日記が実は有用なデトックス

いつかゆっくり日記を書こう。 そう思うだけで、ゆっくりできる時間が生じた試しはなく、おそらくこの先もないのだろう。 不意に生まれた空き時間だけが日記に充てる時間となり、だから日記を趣味にしていると時間を持て余すことがない。 昨日、「お客様と電…

箴言はシンプルな方がいい

この日、業務の最終地点が天王寺。 時刻は午後7時半。 環状線に乗ってまっすぐ家に向かった。 半時間ほどで家に到着。 家内が夕飯の支度を整えてくれていた。 まずはホタテのバター焼き。 缶ビールを1本開けて、少しずつ飲みながらホタテを味わい汁まで飲…

冷えた肝が凍りつく

火曜日夕刻、疲労を感じたのでマッサージを受けてから帰途についた。 このところ息子が夜食で肉ばかり食べる。 焼鳥でも買って帰ることにし、鳥芳に立ち寄った。 いつ来ても人で賑わい繁盛している。 炭焼きの風味がよく、ここの焼鳥は絶品。 息子の喜ぶ顔が…

近い方でええんちゃう

夕刻、野田阪神の鳥清で息子の夜食を買い、家内の運転で帰途についた。 せっかくだから買物しようとなって、高速を降りパルヤマト西宮店に向かった。 肉も魚も新鮮でかつ安いから、食べ盛りの息子がいるうちにとって格好の店と言えた。 わたしがカートを押し…

ひさびさ夫婦で映画鑑賞

朝、出かける息子の後ろ姿を夫婦して見送った。 ジーンズがとてもよく似合っている。 わたしが先日選んだものであるから、我が事のように嬉しい。 わたしたちもすぐに出発しジムに向かった。 人もまばらなジムでそれぞれ筋トレしマシンで速歩した。 トレッド…

時刻は朝6時を回ったところ

待ちに待ったというわけでもないが日曜は嬉しい。 予定は未定で課される義務が何もない。 週一日だけの仮出所みたいなものと言えるだろうか。 さて、今日一日、シャバで何をして過ごすか。 家内を映画にでも誘おうと思うが、家内は家内で何か提案してくるだ…

努力に勝る遊びなし

急に肌寒くなって、冬仕様の服が要ることに気づいた。 家内に連絡すると、呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん。 半時間後には事務所近くにクルマが横付けされた。 助手席に座るや否や運ばれて、あっという間に到着。 台風が接近中で雨脚強く、三田プレミ…

言葉遣いが愛情さえも左右する

愛情の度も言葉によって様変わりする。 例えば、孫という語につく内と外。 単に可愛いはずの孫なのに、つく字によってそのニュアンスに変化が生じる。 内孫となれば親近感が湧いてますます可愛く、外孫となるとなんだか遠い存在、あってもなくても大差ないと…

ブサイク面もまたかわいい

二人いる娘さんが二人ともいいところに嫁に行った。 その「いいところ」というのがハンパなレベルではなく由緒あって富裕な家柄、加えてそれぞれの夫が揃いも揃って高学歴高身長で高収入かつ男前。 しかも熱烈惚れられてのゴールインというからまるで夢物語…

旅せずとも旅気分

この日の業務最終地点が豊中。 家内にクルマで送ってもらった。 打ち合わせを終え、家内が待つヒロコーヒーに向かった。 午後のテラスで秋の風とコーヒーの香を味わっていると息子から写メが届いた。 いま練習場で初ゴルフに勤しんでいるという。 家内は元体…

先食いするより先払い

帰り道、魚屋を覗くといい牡蠣があったので持ち帰ることにした。 帰宅し、夕飯の支度をする家内におみやげの牡蠣を渡し、わたしは白ワインを開けた。 いつものとおり夫婦ふたりでの夕飯。 甘くてコクがあって牡蠣が実に美味しい。 このところずっと美味しい…

食材の買い出しが夫婦共通の趣味

二男を送り出し向かうは草津。 まずは道の駅から。 朝はいい食材に多く出合うことができる。 たっぷり野菜を買い、草津産のコシヒカリとみずかがみ、いずれも新米を5kgずつ買い求めた。 昼は近江スエヒロ本店にて近江牛のしゃぶしゃぶ御膳。 夫婦揃って同じ…

今がよければすべてよし

下宿先を出て商店街を歩いた。 銭湯があったので迷うことなくひと風呂浴びることにした。 上京一日目、住む町が好きになり湯船で思った。 同じ轍を踏まぬよう今回はしっかり勉強しよう。 そう固く決意したところで目が覚めた。 夢の中では初々しい学生だった…

それでもたったの百五十年

上六の近鉄百貨店で寿司折を3つ買い求め実家に寄った。 母が手料理をこしらえ、父はてっちりを注文していた。 たった3人で食べるにしては、かなりの分量の夕飯になった。 父母のグラスにビールを注いで乾杯。 話は百年スパンで行き来した。 過去については…

分厚く堆積した可愛さの歴史

通りかかったなか卯で海鮮丼を頼んだ。 品にクーポン券が添えられていて、その紙片によって、遠い昔、長男が小学生だった頃の記憶が呼び覚まされた。 事務所で長男が勉強していたときのこと。 休憩の際、彼はひとりなか卯でご飯を食べた。 帰ってきて、彼は…

すべての日が吉日

業務を終えひとり阿倍野正宗屋のカウンターに腰を下ろした。 時刻は夜9時。 客はまばら。 息子が送ってきた試合の動画を観ながら、ビールを喉に流し込んだ。 実にうまい。 今朝家内はリビングの大画面でその動画に観入った。 そして観終えてすぐスポーツ店…

いつだって助け合う

先日の日曜日、駿台模試の帰りに息子は友だちらと連れ立った。 行き先は鶴橋の絆。 彼らの繋がりをそのまま名にしたような店である。 皆で肉をがっつき英気を養い、ラストスパートに向け互いを励まし合った。 そんな仲間と出会えたことが大阪星光学院による…

食が媒介となって会話が生まれる

日常の暮らしのなか、家内にとって大事な時間が二つある。 一つは朝。 家内が朝食を作り、キッチンカウンター越し息子との会話が行き交う。 リビングのオーディオから英語ニュースが流れるからか、その日の用事や今後の予定など日常に即したやりとりがもっぱ…

久々休んだ日曜についてただ書いただけの日記

洲本のイタリアンが予約できなかったので、そのままクルマを南へと走らせた。 どうせなら知らない街まで行ってみよう。 そう持ちかけると、助手席に座る家内も同意した。 先月は徳島を訪れた。 だから順番で言うと、今回は香川。 知らぬ街巡りの行き先は即座…

久々の日曜らしい日曜日

土曜日午後、京都での業務を終えこれでようやく一段落ついた。 自らを労い、帰途なんば駅でひとり祝杯をあげた。 この日曜日、ようやく休むことができる。 夕飯を食べつつ家内と休日の過ごし方を話し合った。 ちょうど朝日新聞夕刊の一面が淡路島に移転する…

家内の場合はギブが過多

以前は疲労を感じたときに限ってマッサージを受けていたが、ここ最近はどうであろうが木曜か金曜にカラダを揉んでもらうようにしている。 知らぬ間に蓄積した疲労に足を引っ張られることがなくなって、仕事能率はアップしている。 仕事が一段落し、この日の…

心の声に誘われて

明石での業務を終えての帰り道、ふと思いつき、新長田駅で途中下車した。 行き先は元祖平壌冷麺屋本店。 はじめて訪れたのは子らが園児だった頃のこと。 おいしい冷麺屋があると聞きつけてのことだった。 以来、その味に魅了され、家族でちょこちょこ通うよ…

いつだって家族と過ごす

業務の最終地点が天王寺。 仕事を終えて阿倍野正宗屋に向かった。 孤独な中年男子の憩いの場。 わたしはちょくちょく世話になっている。 カウンターに腰掛け定番を注文していった。 ビールを手酌でコップに注ぎ飲み干す。 孤独そのものといった姿であろうが…

心から楽しめることは身近にあった

連休だった4日間をすべて仕事に充てたので、それが明けても戸惑うことが全くない。 むしろ普段よりリズムよく仕事がこなせて快調。 といって、仕事が楽しいということではない。 「間に合わせて当然」、「ミスがなくて当然」、「成果が得られて当然」といっ…

始まりは白紙

始発で出て作業に勤しみジムで筋トレしビッグビーンズで買物して帰宅する。 前日同様に過ごすが、しかし、仕事の目鼻が整ってきているので気分はかなりいい。 完遂できる。 仕事を始める前、自身にそう言い聞かせるが、形になるまで一抹の不安を拭えない。 …