平日の夕刻、プールはガラ空きだった。 レーンを独占し悠々と泳いだ。 いまや一等地とも言える西宮北口にこれだけ巨大なプールがあって、そこでまだ明るいうちから泳げる。 その幸福に浸るうち、いつしかわたしの頭の中では今年訪れた旅先の場面が去来し始め…
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