KORANIKATARU

子らに語る時々日記

コンパニオンのように愛想たっぷり自らをアピール

鶴橋駅での乗り換えの際、電車の発車に寸前で間に合わず次の電車を待っていた。その6分間、写真の男性は浪速うどんの看板の前に仁王立ちとなり10種のう どんを睨みつけていた。6分もの熟考の末、ようやく彼は自動食券機の前に立ち、いずれかのボタンを押した。このとき10種のうち9種のうどんは彼に袖にさ れてしまったのである。煌々と並ぶうどん達がまるでミナミのコンパニオンのように愛想たっぷり自らをアピールしているかに見え、鶴橋という場末感も相まっ て、何やら物悲しい。

f:id:otatakamori:20150418064443j:plain