2014-05-03 アキ・カウリスマキ「浮雲」 言葉では説明のしようがない。 アキ・カウリスマキの作品には高次の何か、人として感じるべき大切な somethingが凝縮されている。 不要な説明排した端的なカット、テンポ、登場人物のやりとりの間、空気感、心地よい情緒に満ちた音楽。 あたたかなものが直接心に届いて染み渡る。 浮き雲のラスト、夫婦が空を見上げる。 私もそのようでありたいと理屈抜きで思えた。美しいシーンであった。