KORANIKATARU

子らに語る時々日記

アキ・カウリスマキ「浮雲」

言葉では説明のしようがない。

アキ・カウリスマキの作品には高次の何か、人として感じるべき大切な somethingが凝縮されている。

不要な説明排した端的なカット、テンポ、登場人物のやりとりの間、空気感、心地よい情緒に満ちた音楽。

あたたかなものが直接心に届いて染み渡る。

浮き雲のラスト、夫婦が空を見上げる。

私もそのようでありたいと理屈抜きで思えた。美しいシーンであった。

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