KORANIKATARU

子らに語る時々日記

未知の時間が開くたび驚かされる

五月晴天の朝、高速船に乗って漁場に向かう。
場所は姫路沖にある家島。

釣りに一家言ある通の間でも名高い屈指の好漁場であるそうだ。
その場で食べる魚の美味を思うとニヤけてしまう。

駅の改札でオカモトくん一家と待ち合わせ。
ご近所さんでもあって、同じく大阪星光33期。
今回誘ってもらって家族伴っての釣り行脚となる。

その昔、校庭裏で手打ち野球していたとき、一緒に釣りに勤しむシーンがお出ましするなど想像すらしなかった。

未知の時間が開く度、そこに出現する星光色が褪せることなくますます濃くなるばかりであるから驚かされる。
長期に渡れば渡るほどその縁が強まっていくなど、何か伝説のプロレス技のようでもあって、演出として心憎いばかりである。

まもなく出発。
昼は豪勢だと言うし、夜は我が家での夕餉となる。

とれたて新鮮な肴はどれだけ食べようが食べ切れず、用意されたワインはたらふく飲もうが飲み切れず、いつまで経っても終わらない楽しい宴となることだろう。

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家島地域への交通アクセス (姫路市HPより転載)
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