KORANIKATARU

子らに語る時々日記

今度はこっちが運ばれる番になる

朝5時過ぎ。

淀川大橋に入る交差点をパトカーが塞いで通行止めを告げている。

右折し43号線に向かう。

新伝法大橋をつたって大阪市内に入ることにする。

 

雨の土曜日、先週に引き続き昼から大一番が控えている。

休日であろうが大雨であろうが零細の自営業者は声かかればどこへなり行き求められる業務をこなさなければならない。

 

前夜は交通機関が麻痺していたせいで帰途の2号線は淀川大橋に入るクルマで長蛇の列だった。

大雨のなか橋の上で立ち往生するなど考え難い。

ドツボにはまる前にさっさと退散するのが賢明、そう判断し路地を見つけ昨晩は左折して43号線に向かった。

ついでに久々、浜田温泉でひと風呂浴びた。

 

今朝の到着は結局6時過ぎとなった。

駐車場にクルマを停め運転中に届いたメールを確認する。

 

長男の学校は大和路線が運行見合わせのため今日も臨時休校。

これで3日連続となる。

一方、二男の学校は通常通り。

昨日の臨時休校で延期となった期末試験を一日遅れで逐次実施するという。

明日の日曜も試験になるため二男は学校に行かなければならない。

 

数日の水入りの期間、塾も休校であったため彼らは各自地元の図書館で勉学に励んでいたようだ。

奮発した机と椅子があっても所詮、家は家。

くつろぎの場で勉強するより、外気に触れたほうが気合入るのだろう。

 

家内は家と図書館をクルマで何度も往復させられることになった。

ついでに弁当を届けることができるし買い物もできる。

何よりかつてのように子を助手席に乗せて運ぶことができる。

面倒というよりも楽しい時間だ。

 

子らの送り迎え。

わたしたち夫婦の共通の趣味のようなものである。

回数にすれば家内の方が圧倒的に多いだろう。

 

どこへなり要望あれば正確かつ迅速に二人の息子を運んできた。

その運転手の名は父と母。

 

早いものであと2,3年。

子らが運転できる歳になる。

 

運ばれる番が来るなど、考えてもみなかった。

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Sabine Weiss Broom seller, France 1961.