KORANIKATARU

子らに語る時々日記

飲み会は筋書きのないドラマ

中年だからといってすべての成長が止まる訳ではない。

確かに背は伸びず細かい文字も読みづらくなる。

が、こと仕事に関してはまだまだ伸びる。

 

だからたまには緊張強いられるような初舞台もこなした方がいい。

 

別段それをせずとも暮らしに障りはないけれど、避ければ一生そのままとなる。

緊張は一瞬だけのこと。

やり終えれば貴重な経験が血肉となって、先々に何度でも活かすことができる。

 

やってよかった、だからたいていそう思うことになる。

 

つまりは、ささやかな富の獲得。

所詮下々の出でありお金とは縁遠い。

せめて、それができるようになる、という自己満足的な富くらい得てもバチは当たらないだろう。

 

場に臨んで一瞬不安が頭をよぎる。

一体どうなることやら。

 

中年なので不安よぎったところで鼓動が早鐘となるような初々しさはもはやない。

食べ過ぎ飲み過ぎのあとの不全感に近いような鈍く微かな緊張を傍らにし、なるようにしかならないと開き直って他人事のように経過を見守る。

 

それでも首尾よく運べば充実感あって帰途には笑顔もこぼれて気分がいいので、結末だけはいつまでたっても初々しい。

 

そのようにして一週間を潜り抜け、気づけば週末。

今日土曜は午前中だけ業務に勤しみ、夜は会食。

三宮に出るのは久しぶりのことである。

顔合わせが面白い。

 

食事以上にどんな場面に出合えるのか、それが楽しみである。

ページをめくるような感覚、というのだろうか。

 

飲み会は筋書きのないドラマ。

男3人、午後6時スタート。

ああ、待ち遠しい。

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Henri Roger-Viollet. Restoration of the Notre-Dame, Paris, France, 1952.