この集まりがどれほど楽しいものであったかはうちの子らの執心ぶりによって後先まで証明されるだろ う。
場慣れせず端っこの方で戸惑いつつもツタンカーメンはじめ日常目にすることのない奇抜な装束の諸先輩らに触れ温かみある一体感のようなものを十分に満喫したようだ。
二男が翌日に公開テストを控え我々は早々に帰途につかねばならなかったが、子らは早くも来年のハロウィーンパーティに向け思いを募らせここの一員でありたいと楽しく想像しているようであった。
帰途、二男が言った。貯金いくら残ってたかな。
次はネットで衣装買って参加する。捲土重来を期すようだ。
最も不鮮明で誰が誰だか分からないがしかし雰囲気が最高にビビッドな一枚を添えて感謝。