KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

正規分布のかなり右端

数年前に上の息子さんが現役で東京大学に合格し、このたび下の娘さんも現役で京都大学に合格した。 28期の大先輩からお子さんの近況を伺い、その話をさも当たり前のことのように受け止めている自分に気づいた。 大阪星光の交流のなかに身を置いていると何か…

人というものは語られる何か

ここ数日、25年という年月について考えている。 いまからカウントしはじめて、あと残り25年を生きる。あと5年を生きるより確かに長いが、過ぎてしまえば時間についてはあってないようなものであるから、量ではなく質として捉えるべき話だろう。 で、その質と…

男三人で受けたご恩を拾い直す

本屋の棚を見れば、そこがどんな土地か分かる。 たとえば六甲道や王寺にある何の変哲もないような町の本屋であっても、さりげなく重厚な内容の書物が並べてあったりする。 つまりそういった本を求める客がいるということである。 土地の知性がそれで大体推し…

地味に見えて内面はピカピカ

日記が習慣になると、ふと心をよぎる事柄に敏感になる。 誰かとのやりとりであったり、目にした情景であったり、昔の思い出であったり、なんとなくフォーカスされた他愛ない事柄を日々書き留めているうち、それらの真価がだんだん分かってくる。 ちょっとし…