今朝の毎日新聞の医療欄。
『子どもの「夏風邪」侮れず、おたふくかぜ、5年ぶり流行』との見出しがある。
先日、わしお耳鼻咽喉科のブログでもいち早く注意喚起があったが、ひとくちに風邪と言っても、種類は多岐にわたり、だから治療もそれに応じ個々組み立てられなければならない。
特におたふくかぜであれば、後遺症が深刻なので全く油断できず最大限の注意を払う必要がある。
クリニックの当たりが悪ければ『風邪ですね、抗生物質出しておきましょう』となって、つまり翻訳すれば、「なんだか分からないので、適当なクスリで様子をみましょう(副作用あっても知らんけどね)」、といった素人レベルの対症療法で済まされてしまいかねない。
きちんと問題を見極め適切な処置施せるレベルの医師を選んで、その診察を受けるのがまず最初に肝心な初動となるだろう。