KORANIKATARU

子らに語る時々日記

自分でケツを叩けるうちが花

月曜の朝になると毎度のこと。

「位置について、用意、ドン」と号砲が鳴る直前のような感覚を覚える。

独特の緊張感を伴うから他の曜日と景色が全く異なる。

 

自営業になっても変わらず、この歳になってもそうであり、助さん格さんに助けてもらっても相変わらずなのだから、カラダに染み付いた曜日感覚は生涯にわたって変わらないのだろう。

 

社会のなかに身を置いて遂行すべき任務があれば、誰だってその号砲に従属し逃れられない。

 

だから、月曜になるとピリッとし週末までの時間が締まったものになるがしかし、まれにそれが重圧となって棄権する者も現れる。

 

ここが見極めどころ。

月曜のスタートラインに立ち号砲を聞くまでの間に気合い満ちるのか気圧され萎むのか。

 

後者であれば他の誰かにケツを叩かれているのであろうからそりゃ苦しい。

といって、前者であっても自分でケツを叩くだけのことであり楽とはほど遠く、週末までそれなり走破しなければならないのは同じことである。

 

ただ比較するなら、自分でというのが好ましい。

号砲が鳴らなくなればおそらく寂しく、週末までの時間をまるまる持て余すことになって途方に暮れる。

かといって、誰か他人にケツを叩かれるのは敵わない。

 

強度は自分で加減する。

自分でケツ叩けるうちが花ということだろう。

まあボチボチ今週も精出して走ろうと思う。

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昔の写真 2010年10月22日 旭川 ラーメンすがわら