KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

記憶の鮮度

すっかり秋めいてきた。 朝、クルマの窓を開け休日の市街を走るのがとても気持ちいい。 秋から冬にかけて、人の記憶は深まるようだ。 記憶細胞のようなものがあって、秋気とともに働きが活発になって記憶が強く留まりやすくなる、そんなからくりが備わってい…

アイのムチムチ

子供の頃、ラブシーンは見てはいけないものであった。 場面がキスシーンに差し掛かると、視線のやり場に困ったものだ。 仕方ないので「終わったら言うてや」とオカンに頼み、その間弟と二人文字通り目を覆うのであった。 同じく、出入りする客先の会社で叱責…

はるばる遠回り

三田ラグビーカーニバル観戦の後、熊の郷で湯に浸かり、アウトレットで買物、食事も済ませて帰途についた。 夕刻時、宝塚へ向う中国道は12kmの渋滞であった。 たまらず西宮北ICで途中下車し六甲北有料道路へ向う。 渋滞に巻き込まれるよりは、少し遠回り…

ひょんなところで再会

普段はすっかり忘れていても、心の奥底にある記憶が、ふと蘇ることがある。 今朝、子らを芦屋ラグビーの練習場まで送り届け、ふだんの通り道である43号線を通らず、気分転換がてら少し遠回りして2号線を帰路に選んだ。 数年前しまなみ海道を巡る旅行の際…

主婦の権利

宝塚は一流企業にお勤めのエリートサラリーマン世帯が多いらしい。 宝塚在住の自営業の顧客に聞いた話である。 夏休みが終わり、やっとこれで主婦の夏休みが再開と互いを労い合ったのも束の間、10月の人事異動で奥様方が悲喜入り混じったご様子だという。 …

お墓参り

お盆と正月、春秋の彼岸に墓参する。 先日、時季外れであったが、思うところあって一人で墓参りに向かった。 家族でわいわい向かうのもいいが、厳粛な気持ちで一人行くのも感慨深い。 いつもはクルマで生駒トンネル抜け一足飛びにお墓を訪れる。 その日は電…