KORANIKATARU

子らに語る時々日記

生活の実質

1
晴天の日曜日、朝の空気が清々しい。
家内伴い灘浜グランドに向かう。
今日は中学生ラグビー春季大会3日目。
試合は朝一番。

家内がビデオを構え、私は一眼レフ時々持ち替えてiPhone
陣取る我々のもと、長男の学校の友達らも応援にやってきた。
一人が勉強道具を芝生に広げる。
スキマ時間を逃さない。
この学校の生徒の凄味を感じる。

同級生らの姿をそこに見て、長男は勢いづいた。
いつもより割増に走り、声を出し、果敢に暴れまわった。
的確でパワフル、統率的で打開的なプレーが随所に見られた。

しかし惜しくも試合には敗れる。
チームの何人かは相当にレベル高い優秀な選手であると見受けたが、少なくともあと1、2枚のメンツは必要だろう。

敗北に心は曇りかけるが、この晴天。
命息吹いて何もかもが光り輝く休日午前。
息子のガッツとタフネスをこの目にできたのであるから、贅沢言えない。
こんな幸福なことはない。

来週は、加古川にてキックオフ。


昨夜は飲み過ぎた。
起床の一番手は二男、そして家内、続いて長男、私はしんがりとなった。

いつもならとっくに仕事に出かけて留守とする時間帯。
休日の日の雨音に聴き入るように、階下から聞こえる家族の朝の支度の様子に耳傾ける。

リビングで流れる朝のラジオの音声の合間合間に、何の変哲もないような家族の会話が織り交ざる。

朝食を摂って弁当携え、二男は肩からカバンをかけて出発し、続いて長男はリュックを背負って出発した。

まるで天国から地上を覗き見ているかのような時間。
ゆっくり眠れたからだろうか、ああ、今朝も快調、気分がいい。

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