家内が事務所に顔を出したので、クルマに乗せてもらうことにした。
途中で買い物しようと話し合っていたが、スーパーに寄るのを失念し気づいたときには自宅が目の前だった。
面倒なので夕飯を外で済ませることにした。
家を通り過ぎて向かうは西宮ガーデンズ。
混み合う道を避け、裏の通りをすいすい進んで5分後には到着した。
月曜夕刻、グルメフロアに人影はほとんどなかった。
店を好きに選んで、博多もつ鍋やまやの暖簾をくぐった。
夫婦で向き合って座り、もつ鍋3人前と一品をいくつか頼んだ。
話題は息子のこと。
その長所を挙げ合って、親バカ二人は飽くことを知らない。
元はと言えば向かい合うこの二人は他人同士。
しかし、何の躊躇いもなく同じ鍋をつついて笑って過ごす。
空気と同じ。
ずっと昔からこうであったかのように、当たり前のように吸って吐いてと違和感を覚えない。
実に不思議なことである。
いつものとおり、何かの遊びみたいにカートを押して食品売り場を走り回り、息子のための食材をかき集めた。
この夜、午前零時。
20%オフで手に入れた黒毛和牛ステーキが息子のためにこんがり焼かれた。
2020年9月8日 朝食 家内特製テールスープカレー
泉州の大玉ねぎ3個投入 2時間煮込んで飴色に