KORANIKATARU

子らに語る時々日記

あとになって沁みてくる

朝、息子を助手席に乗せ家を出た。

事務所だとコピー機が使いたい放題。

それで一緒に出勤したのだった。

 

拡大も縮小も自由自在。

好きなだけコピーでき、両面で出力することもカラーで出力することも思うがまま。

彼の勉強に役立つならコピー機も光栄というものだろう。

 

昼に買ってきた寿司を食べ、用事が済んだ息子の背を見送った。

 

はじめて息子が事務所を訪れたのは小4のとき。

いまよりはるかに小さかったが、不思議なことに食べる分量は変わらない。

 

つまり昔も今も絶賛食べ盛り続行中ということである。

今後まだまだ成長するということだろう。

 

二男と同様、かつては長男も事務所を大いに活用した。

だから事務所における父子交流の時間はかなりの量にのぼる。

 

行きも帰りも大体一緒で、同じ空間で各自の課題に向き合って、合間に共に映画を見て飯を食い、終業後は風呂に入るなどしたから同僚も同然。

 

子らがぐんぐん伸びる一番いいときを真横に付いて一緒に過ごせた。

これは非常に幸せなことだと言え、後になればなるほどじんと心に沁みてくるのだろう。

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2020年9月16日 息子の朝昼

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2020年9月16日 お酒のあてと息子の夜食

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昔の9月16日 2019年 対夕陽丘

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昔の9月16日 2019年 対天王寺