KORANIKATARU

子らに語る時々日記

何を持っていき、何を持っていかないか

今日付けで解約通知を提出した。

4月末日までには新事務所に移転することになる。


メンバーも増えた。

そして移転。

引っ越しを前に業務に更に精進しようと気持ちが高ぶる。


新たな思いを引っ提げ新しい場所に移るのであるから、おのずと断捨離のプロセスを伴うことになる。


人生最終盤を見据えての序盤戦に何を持っていき、何を持っていかないか。

ほぼ答えは決まっているが、この日記についてはこれを機会にお役御免であろうと考えている。


頭隠して細々と続けてきたが、このところしっぽ隠さずの様相を呈してきた。


朗々と日々の喜びを歌った過去の蓄積が、いずれこの先、わたしの脇の甘さとして祟るのではないか。

いくら脳天気で鈍感なわたしであっても危機管理センサーが作動し始めた。


人生はこの先まだまだ長く、特に子らの人生はわたしよりはるかに長い。

わたしの親バカがどういった綾かもし万一にも仇となっては悔やんでも悔やみきれない。


今年の春、家族の暮らしが一気に変わる。

だから、それも含めてちょうど潮時。


好きな曲を好きなだけ歌って気も済んだ。

もうひとりカラオケのマイクは置くべきときだろう。


ちょうど仕事の関係でメッセンジャーを使う必要があった。

それで数年ぶりにフェイスブックのアカウントを復活させた。

そこには数々の友人らがいた。

内なる喜びは友人らと分かち合えばいいのだと思う。


この春、わたしにとって人生の後半戦が始まる。

今後は、内へとばかり向いていた視線を外に振り向け、いろいろなことを考えていきたい。


それが発信につながるかどうかは分からないが、いずれにせよ、この日記は一区切り。

これでようやく女房への隠し事が何もなくなる。

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わたしの道具と息子の道具