師走も最終コーナーに差し掛かり、今年も何とか課題を完遂することができる見通しが立った。
ほっと胸なでおろし、しかしまだまだ油断は禁物と、静謐な気分にて兜の緒を締め直す、そんな心境である。
ちょうど冬至を目前にするこの時期、一体なぜだろう、早朝の給油所の光景が強い印象を保って長く胸に残る。
今朝も給油しつつ、何年も何年もこうして給油してきた真闇で凍えるような寒さの朝について思い返していた。
単調さもこれに極まれり、来る日も来る日も仕事の坂をよっこらしょよっこらしょと登る師走を積み重ねてきた。
今年も無事に過ぎようとしている。
感謝の念が込み上がる。