KORANIKATARU

子らに語る時々日記

滑り出し上々

元旦の早朝、地元の神社にお参りする。
家内安全、無病息災と記帳する。
例年欠かすことのない恒例行事だ。

あれもこれもと思う事がない。
二男の合格を乞い願った昨年とは大違い。
ただただ家族の無事をだけ祈念する。

その足で実家へとクルマを走らせる。
日が昇り空の明度が増してくる。

視界良好、クルマはちらほら見える程度。
胸すくような快走で阪神高速を東へとぐんぐん進む。

時折はご来光を真正面から受ける。
ご利益降り注ぐかのようであって、なんとも目出たい。

毎年いろとりどり。
凝った料理をこしらえる母に感謝を述べて乾杯。
一年のうち唯一それが許される日。
朝からの宴会となる。

そして午後になって実家をはしご。
そこでも料理を堪能しこれまたお酒がさらに美味しい。

さんざん食べて飲んで、もう少しで歌うというところ。
宴もたけなわのおり、ひとりおいとました。

寝過ごすことなく電車乗り継ぎ、やっとやれやれ我が家で心伸びやかばたんきゅうとなる。
滑り出し上々、今年も必ず良い年となる。

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