始発で出て作業に勤しみジムで筋トレしビッグビーンズで買物して帰宅する。
前日同様に過ごすが、しかし、仕事の目鼻が整ってきているので気分はかなりいい。
完遂できる。
仕事を始める前、自身にそう言い聞かせるが、形になるまで一抹の不安を拭えない。
始まりは白紙。
しかし作業を開始すると不思議なことに、そこに段々姿かたちが現れて、いつの間にかそこに目鼻まで見えてくる。
案ずるより産むが易し。
まさに至言とその度に思う。
手を動かし続けると白紙に浮かぶ像がより精緻になっていき、労に思う気持ちがいつの間にか消えていく。
あとは完遂に導かれるようにして事が進んでいく。
着手時の億劫を乗り越えれば、そこには仕事の喜びが待っている。
やり終えたとき充実感が込み上がり、全身から嬉しさが匂い立つ。
あともう少しで終わる。
ゴールを決めて歓喜する自身の胸中を思いながら、家内とワインを注ぎ合って夕飯を食べ、「半沢直樹」を2週分観た。
来週は最終回。
その頃、突如降り掛かった今の仕事に方が付いている。