KORANIKATARU

子らに語る時々日記

後になってはじめて分かる

あっという間に一年が経ち驚くばかりである。

令和2年のホッケーは夕陽丘高校での対抗戦で幕を開けた。

 

2月2日の対抗戦を皮切りに、5月に府大会、7月には全国大会、そして8月に大阪代表として出場する国体。

息子の活躍する姿を収めるため新しいカメラも買い揃え、わたしたち夫婦は大いに張り切っていた。

 

対抗戦での動きは見違えた。

最終学年を前に格段に腕をあげ、動き早くカラダも強くなっていた。

 

ホッケーに彩られる素晴らしい一年になる。

そう予感させる出来栄えであり、息子の活躍に夫婦して破顔し通しだった。

 

その対抗戦が部活生活最後の試合になるなど、一体誰に予見できただろう。

 

これを「一寸先は闇」とも言えようが、単に試合ができなくなっただけのこと。

依然として、息子のカラダは頑丈でいたって元気快活。

もっと重大深刻な事態に見舞われた方々が大勢いるだろうから、これくらいのことを嘆いたところで仕方がない。

 

コロナの影響が執拗なボディブローのように効き始めたのか、府下工業地域の活気がこのところかなり陰ったように感じられる。

 

何が起こっているのか。

いつだって、進行中には理解が及ばず、後になってはじめてそうだったのかと知ることになる。

 

いまがその進行中。

この後、何を知ることになるのか。

まだわたしたちには分からない。

 

たとえ廃墟に取り巻かれても、そこから歩き始める。

腹だけは括っておかねばならないのだろう。 

f:id:KORANIKATARUTOKIDOKI:20210128064555j:plain

2021年1月27日 息子の朝昼 特製焼そばとオムライス

f:id:KORANIKATARUTOKIDOKI:20210128064559j:plain

2021年1月27日 夕飯 神戸一貫楼の惣菜など

f:id:KORANIKATARUTOKIDOKI:20210128065615j:plain

昔の写真 2020年2月2日 夕陽丘