旅先から戻って毎回思う。
家がいちばん。
風呂も寝床もリビングもどこであっても心安らか過ごせる場所が家と言える。
そして食事も同様。
家がいちばん。
朝、家内がパスタを作ってくれた。
これが実においしい。
そして、ぼちぼち業務も開始した。
しがない自営業者であるからあまり休んでも仕方がない。
勤勉を旨として、世間が10日休むならその半分で十分としなければ立ち行かない。
自室のデスクに陣取って視界は良好。
そこで意識が澄み渡る。
タスクを見渡し目についたものから仕留めに掛かる。
仕事と心身が一体化し、その流れを滞らせぬよう昼はゆで卵だけにとどめ、夕刻までぶっ通しで仕事空間に身を委ねた。
まもなく家内が帰宅して、ひさびさ家にて夕飯を共にした。
近所のスーパーで買った肉であっても家内が焼けばとびきり美味しい。
ゴールデンウィークは終わり、これですべてが日常へと回帰した。