KORANIKATARU

子らに語る時々日記

息子たちが暮らす街でいろんなものが満ち満ちた

フィットネスから戻ると、窓の向こうには青空が広がっていた。

滞在三日目にして晴天に恵まれたのだった。


さっさとホテルをチェックアウトし大手町にて自転車を借りた。

陽気が兆し始め、花の香がかぐわしい東京の街を夫婦で縦横に走った。


昼になって馬喰町へと向かい自転車を返却した。

この日は北出タコスの本店である北出食堂を予約してあった。


二男がまもなく現れ、3人でテーブル席に腰掛けた。

あれやこれやと片っ端から頼み、どれもこれもが絶品で昼から飲んで、なんて素晴らしい日曜の昼下がりなのだろう。


いい感じでできあがり、店の前でタクシーを拾って三越前へと移動した。

二男とともに桜の花道を歩き、フラッドペリーで二男の服を買ってから再びタクシーに乗って次に神田川の桜並木を目指した。


空は青く、川面へと深く垂れて咲く桜が視野全体に色を添え、その様はただただ美しく、わたしたちは呆けて言葉を失うほかなかった。


早稲田まで歩いたところで二男とわかれ、新入生歓迎ムードにあふれる大学界隈をわたしたちは散策し二男の入学当時を回想し、ついでにわたしはわたし自身の入学当時のことも思い出していた。


そして好天の日曜、花見はまだまだ引き続いた。

通りかかったバスに乗り、わたしたちは桜の見納めに上野公園を訪れた。


もう十分。

そう思えるまで目に桜を焼き付けての帰途、名店デリーが奇跡的に空いていたからカレーとタンドリーチキンのテイクアウトを注文し、それを帰りの道中のお伴にすることにした。


汽車の時間を待つ間、行きつけのマッサージ屋へと寄った。

フット60分とヘッド20分を選んで、夫婦それぞれ小林さんと寺沢さんの施術を受け、終わってカラダ全体に幸福感が行き渡った。


ホテルで荷物を受け取り駅は間近で発車と同時、のぞみ9号車にカレーの香りが満ち満ちた。

2024年4月7日昼 馬喰町 北出食堂

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2024年4月7日 花見日和

2024年4月7日夜 カレーを食べながら帰阪