KORANIKATARU

子らに語る時々日記

いまがちょうど季節の変わり目

福島郵便局の裏に風呂屋を見つけ、湯に入ってから帰宅することにした。

早い時間帯なのに混み合っていた。

お年寄りの姿が目立つ。

 

若者らしくわたしは雀の行水で湯を上がった。

外に出ると涼しくて気持ちがいい。

ひんやりとした空気が秋の到来を告げていた。

 

家に着いたのは夕刻。

ちょうど家内が買物に出ようとするところだった。

手に携えていた白ワインを冷蔵庫に入れ、わたしは家内伴ってもと来た道を引き返した。

 

食事でもしようと駅前の店を幾つかのぞく。

がどこも決め手に欠けて決めきれない。

 

結局、商店街の鳥よしで焼鳥やら子らの弁当のおかずを買って、家に戻ることにした。

 

通りに吹く風が清涼で街が透明度を増しているように感じられた。

いい街である。

そう思って口にすると、家内も深く頷いた。

 

リビングで夫婦横並び。

焼鳥つまんでワイングラスを傾けた。

 

山側の窓から入る風が冷たいが、緑の香をふんだんに含んでいて心洗われる。

 

いまがちょうど季節の変わり目。

ここを境に時間は急ぎ足で過ぎ去って、気づけばこの一年も終盤ということになる。

 

初秋の風を味わいつつそんな話をし、わたしたちは子らの帰りを待った。

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2018年9月10日午後6時 駅を降りて帰途