KORANIKATARU

子らに語る時々日記

西宮熊の郷

西宮熊の郷神戸新聞が取材に来ていた。撮っていいですか?のカメラマンの声に蜘蛛の子を散らすように皆逃げて行ったが、私はそのまま湯舟に佇み無表情で撮られるに任せた。しかし少し離れ同様に湯舟にとどまったもう一人の男性は終始笑顔であった。明日の紙面を飾るのは彼だろう。笑えばよかった、と一人クル マの中で笑顔をつくってみる。ニコッ。もう遅いのであった。