KORANIKATARU

子らに語る時々日記

眠れる獅子がそのうち目を覚ます

野球でもサッカーでもラグビーでも関西強豪校を見渡したとき大阪が圧倒的にその強さで抜きん出ている。

だから学業という点でみたとき大阪星光が関西で際立っていてもいいはずなのにそうはならず先頭集団の影に隠れて鳴りを潜めている。

 

それもそのはず、進学実績で他校と張り合うような風土がなく、実績上げるための専門部署も対策講じるチームも存在しない。

 

灘に抗しようとの気概あるお隣の甲陽や西大和とはその点で大きく異なっており、いい意味で余裕綽々。

眠れる獅子が、筆頭格の強豪となって名を馳せるはずがない。

 

結果、数字で見れば強豪校の後塵を拝することになる。

が、他方でその風土のおかげだろう。

 

進学先で人を云々するような序列意識が薄いので卒後も分け隔てなく、誰も気後れすることなくその輪に帰っていくことができる。

この雰囲気は大阪星光のよき特質と言えるだろう。

 

ただ、世は少子化。

のどかな無頓着をいつまでも続けることはできないようにも思える。

 

父兄の思いにしっかり耳傾け労を惜しまず生徒らに関わっていく、他校がすでにはじめているような経営努力を、大阪星光も今後は取り入れて行くことになるのだろう。

その方向でのリーダーシップが発揮されるとき、進学実績という数字にも何か明確な変化が兆しはじめるのではないだろうか。

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Roger-Viollet, Rentrée des classes. Paris, octobre 1943.