KORANIKATARU

子らに語る時々日記

江南から明洞、そしてまた江南

朝、目覚めて5階のプールに向かった。

泳ぐことはいまや旅先での恒例となった。


とても清潔なプールで快適。

たっぷり泳いで整った。


部屋に戻ってまもなく昼という時刻、朝食は近場で食べることにした。


昨日から立て続け、並んだ甲斐があったというもので、昼も夜も絶品と言える食事にありついた。


食事が美味しいと旅行そのものが俄然その価値を増す。

だからこの日もハズレを引く訳にはいかなかった。


ロッテホテルワールドに隣接するデパートの地下食を家内とぶらり歩いて人気店と思しき店を選び、その真向かいの店もいい感じだったからハシゴした。


腹ごしらえを終え、家内のヨガウェアなどを買ってからタクシーに乗った。

この日の行き先は明洞だった。


大規模なイベントが開催されているようで、休日の明洞周辺はたいへんな賑わいを見せていた。


買い物などしているうちに時間が過ぎて、夕刻前、遅めの昼として参鶏湯を食べることにした。


十年前に家族4人で訪れたことのあったその店はいまでは更に人気を増していたが、昼時の時間を大きく外れていたから並ばずに済んだ。


イベントの影響で道がたいへん混んでいた。

そして手には、以前、家内の妹分にもらった地下鉄のパスがあった。


タクシーばかりではなく地下鉄にも乗ろうとなって、食後、駅へと移動した。


大変な混みようで路線は複雑怪奇。

骨折りな行脚を余儀なくされて、おそらく地下鉄の利用はこれが最後となるだろう。


ロッテ百貨店本店での買い物を済ませ、夜の8時。

タクシーでロッテホテルワールドへと戻った。


わたしたちにとってのメインイベントが夜に控えていた。

ホテル近くでコーヒーをテイクアウトし、眠気を堪えて部屋でその始まりの時間を待った。

2023年10月20日〜 ソウル江南 ロッテホテルワールド