KORANIKATARU

子らに語る時々日記

エゴとは異なる何か

塾の前にクルマを停め音楽聴きながら二男の登場を待つ。
ついこの間、二年前の冬も全く同じ場所にクルマ停め、その時は長男の帰りを待っていた。
子の成長と子が直面する節目節目の試練が歴史の中心にあって、我が事などおまけのエピソードみたいにしか思えない。
これは家内も同じだろう。
人は自分にばかり関心あるわけではない。自分が二の次三の次となって幾星霜、漠然とではあれ未来に託す何かがあることこそが幸福なのだろうと思うように なった。子を持って学んだ最大のことがこれであろう。我が子を通じ何か良き作用を未来に残したい、我が子が誰かに幸せをもたらすような人物に育って欲し い、これはエゴとは異なる何かであるように思う。