KORANIKATARU

子らに語る時々日記

夕飯をご一緒するならこの一択

傘も持たずに出かけたので心配していたが、家内が出先にて業務を終えたとき、ピタリと雷雨が治まった。

事務所に戻ってきた家内と連れ立って、雨上がりの街を野田阪神まで歩いた。

 

向かうは、なか道。

先月はじめて訪れて気に入った。

2ヶ月連続で顔を出す店は滅多にない。

 

手狭な店の奥のカウンターに腰掛けた。

 

初っ端から驚いて、料理がすべて凝りに凝っているからずっと驚き通しということになった。

先月もそうだったから、いやはや、大将の仕事は普通ではない。

 

旬の食材は厳選されたものばかりで、そこに添えられる味噌や醤油や山葵といった小品にもこだわりがあり、それらが統合されて現れ出る料理がどれも美しく美味しい。

 

家内からすれば、この大将はリスペクトの対象と言えた。

興味津々な生徒が身を乗り出し先生を質問攻めにするみたい。

料理するだけでなく料理の奥に隠された妙技や秘技についても大将が解説することになるから、ある種、料理教室の場にも見えた。

 

わたしはと言えば、その真髄を感知するレベルからほど遠く、分かったような愛想笑いだけを浮かべていたが、美しく美味しいという点については、料理に不案内なわたしであっても確信を持てた。

 

最後には紅茶まで。

心のこもったお手並みで、堂島の名店、ムジカを彷彿とさせた。

 

お見事。

先月に続き夫婦で大絶賛し帰途についた。

 

来月はスッポンがラインナップに入るというから、8月もまた再訪し感嘆し続ける時間を過ごすことになる。

 

電車に並んで一緒に帰る。

話題はさっきの食事のことばかり。

 

なか道で食べることは至福。

料理を通じ大将は人を幸せにしていると言っていいだろう。

 

どこかいい店ある?

そう聞かれたら、わたしの答えはもうこの一択しかない。

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2020年7月30日 朝(なか卯うな重),昼(梅田グランフロント)
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2020年7月30日 夜 野田阪神 なか道

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昔の7月30日 2016年 静岡県犬間

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昔の7月30日 2014年 阿倍野 魚市

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昔の7月30日 2010年 阪神甲子園球場