京都のホテルで2日連続フィットネスに通ったから、西宮北口での15回を合算すると、8月はのべにして17回もジムでトレーニングに励んだことになる。
毎週木曜の休館がなければ、一体何回通うことになったのだろう。
そんなことを考えつつ、この日は木曜でジムが休みだったから、気持ちは安らぎとともにあった。
休館日がなければ、休まない。
それはそれで異常なことで、勤勉の過剰を抑制するにはやはり休みが欠かせない。
天地創造の7日目に休んだのであるから、さすが神様は人の先を行っていたと言っていいだろう。
家内にとっても安らぎは同様で、この日はジムに向ける体力を息子のために使って、万代とパルヤマトで食材を買い込みひたすら肉を焼きつつあれやこれやとこしらえていた。
それ以上家内に料理してもらうのが申し訳なく、家の夕飯はわたしが帰り道にて調達した。
月、火、水とノンアルだったから、安息日となる木曜は、禁酒もついでにお休みということにした。
まだ明るい夕刻のひととき、ジムが開いていればジムへと向かう時間から、夫婦で飲み始めた。
いま長男は菅平にて合宿期間中で朝から晩まで旺盛に動き回り、二男は二男で引き続きタフでハードな日々を目標に向かって邁進している。
各自の予定はバラバラだが、月に一度は安息日が一致する。
夫婦で飲みながら話し合って、向こう三ヶ月先、各月の家族団らんについて大体計画が整った。
初秋から初冬にかけて、実にいい季節を家族揃って一緒に過ごす。
日頃の勤勉があるからこそ、また日頃離れて暮らすからこそ、四人で安らぐ時間は貴重で特別なものになる。