KORANIKATARU

子らに語る時々日記

ちょっと間を置くことで雲泥の差

今日はしんどい。

一日くらいさぼってもいいのではないか。

 

そう思う一方、ジムに行けば充足感が得られることも知っている。

 

二つの思いに引き裂かれ迷いに迷う。

が、家内がさっさと支度して、当然といった風にわたしを目で促すので、選択の余地はないに等しかった。

 

で、泳いですぐにカラダは喜び、気持ちが弾んだ。

 

こうなるのは分かっていた。

気重なのは最初だけで、一歩踏み出せば、心模様がガラリと変わる。

 

倦怠感はたちまち消えて、筋トレする頃には笑みまで浮かぶのであるから、つくづく思う。

いっときの気分で物事を決めては事を誤る。

 

しんどい、だから休む。

そんな風に単純に物事を決めるのではなく、よりよい意思決定のためには、「間」に生じる変化をも見越して判断しなければならない。

 

しんどい、しかし動けば気分も晴れやか、満ち足りる。

充実した日々を求めるのであれば、せめてそこまで見通したうえで意思決定すべきだろう。

 

たとえば、飲酒でも同様。

仕事を終えた夕暮れ時、ビールを飲みたいと平日だって思う。

が、ここで炭酸水を飲むといった「間」を介在させれば、飲みたい気持ちは潮が引くみたいに消え失せる。

 

あるいはまた、朝の寝起きのときも同様。

起き抜けはだるく、何もやる気がおきない。

が、コーヒーでも飲んでいるうちに力が募って意欲が湧き出してくる。

 

起き抜けに物事を決めるのとコーヒーを飲んだ後で決めるのとでは、雲泥の差、まったく別人がするような意思決定となる。

 

状況は「間」を経て変わっていく。

だから、ちょっと間を置く。

これが人生を左右するほどに大事な心得だということが、この歳になってだんだん分かってきた。

2022年9月5日朝 長男から菅平,二男から南インドカレーの写真

2022年9月5日昼 谷六 餃王

2022年9月5日 ワークアウト後の夕飯 中落ちカルビ&エビマヨ

昔の写真 昔の写真 2005年8月14,15日 一泊二日で城崎観光