家内とともに帰宅する。 テレビでも見ていたのだろう。 二男がソファに腰掛けていたので横に座ってひととき話した。 外国人に人気だという国内の観光スポットがテレビで紹介されていたそうだ。 そのほとんどが訪れたことのある地であり、記憶をたどって懐か…
朝も夜も助手席には長男。 日曜は一日中彼と二人で過ごした。 夜、家内が作る麻婆豆腐と手羽元でわたしはビールを飲み、息子は麻婆丼を食べる。 明けて朝。 わたしはゆっくり目の出発。 朝食は2種のベーグルサンドとハムエッグにバナナ入ヨーグルト。 ドリ…
夕刻、暑さは一向に衰える気配がない。 それでも花火見物の人出は時を追うごとに増すばかりであった。 午後になってちらほら見えた浴衣姿が、わたしが帰る頃には一帯を埋め尽くすほどになっていた。 淀川に向かって牛歩の列を成す人だかりが、炎熱によって歪…
近鉄小阪駅から西九条まで出て環状線を使い大阪駅で降りた。 ごった返す人混みを縫うようにしてルクアを目指す。 地下2階にある人気店コウハクにはすでに列ができていた。 夕刻もまだ早い時間、並んでいるのはほとんどが女性だった。 わたしの他には男子が一…
午後8時、駅を降り線路伝いに歩きながら後方の空を見上げる。 途中何度か立ち止まりその度後ろの人がつかえた。 奇行めいた行動であったが、ただわたしは火星を探していただけだった。 金星は進路方面、燦々と輝く姿が真西に見える。 その東隣、木星もはっ…
この日ラストの訪問先は巽北の事業所。 駅を降りしばらく歩く。 ギンギラの西陽に全身あぶられるかのよう。 このまま灼かれれば命危うい。 昨今の暑さは災害レベル、そう言っても大袈裟ではないだろう。 インターホンを押し2階に上がる。 事業主の部屋に通…
前夜、寄り道して回転寿司でひとり夕飯を済ませた。 今夜はエスケープさせまいとメールが届いた。 家で食べるように。 それで風呂を済ませてそのまま家路についた。 が、日中の余熱が路上に覆いかぶさったままであり電車も混み合い、湯上がりのすべすべ肌は…
グーグルマップによれば駅から歩いて10分。 ここ数日暑さも和らいでいる。 なんてことはない。 わたしはクルマではなく電車で向かった。 書類屋にとってクルマを運転しての移動は案外負担が大きい。 疲労管理を念頭に置いたとき、たいていの場合、電車を選ぶ…
日曜の朝6時過ぎ。 息子二人を積んでクルマを発進させた。 兄弟がクルマに同乗するのは久しぶりのことだった。 映画や音楽について息子らと議論しつつハンドル握る時間は楽しい。 まるで行楽に出かけているのだと錯覚しそうになる。 が、向かうは事務所。 …
ジムを終え、ヨガを終えた家内と合流し買い物に出た。 バロークスを探すがどこにもない。 缶に入って美味しいスパークリングでここ最近の晩酌に欠かせない。 この界隈ではガーデンズかいかりスーパーにしか置いてないと分かって甲子園方面へとクルマを走らせ…
金曜の業務を終えて晴れて自由。 さあ、どう過ごそう。 考え始めたその瞬間、家内からメールが届いた。 食事の用意は整い、ビールがキンキンに冷えている、との連絡だった。 まっすぐ家に帰ることにした。 子らはともに塾なのでこの夜もまた家内との晩酌にな…
今朝は132人もの小学生たちが公園に集まった。 夏休み早々、昨年の最高記録120人が塗り替えられた。 ラジオ体操が終わると当番が手分けして後片付けをし花壇への水やりを始める。 近隣の有志が夜明けとともにすでに公園の掃除を済ませている。 住民各陣営に…
長男の学校の夏休みは短く、最終学年になると無きに等しい。 夏はオールスター揃い踏みといった総力戦で全学年の全教師が最終学年の指導にあたる。 猛暑の原因の一端はこの学校が発する熱量によるものなのかもしれない。 この日午後、夫婦で奈良に入った。 …
この夜もヘルシーなメニューが並んだ。 山芋納豆、おから、豆腐、焼き魚。 メインは揚げたての春巻き。 チーズとエビが入って青じそが味を引き立てる。 サントリーオールドで作ったハイボールを飲みながら家内とともに思い出話にふけっていると、まもなく上…
遠方からの来客があって食事に招待するという。 善道がまずは候補にあがって家内は予約の電話を入れた。 が、8月はほぼ全席埋まっているとのことだった。 天六のいんちょの友人だと言ったところでやはり状況は変わらない。 こんなときは五鉄に限る。 料理の…