KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

時間が全てを解決していく

1寝込んで仕事を休んだのは何年ぶりのことであろうか。過去の記録を紐解くと2004年12月にインフルエンザで数日へばったとの記載がある。それ以外は、だるかろうが痛かろうが仕事し続ける書類屋稼業であった。多少の体調不良は幾度かあった。近いところでは…

弁護士というのは何であんなに頭がいいのだろう。

1いつも思うのであるが弁護士というのは何であんなに頭がいいのだろう。夕刻半時ほど対面しただけで頭の交通渋滞は一気に解消した。電車で10分、西天満の交差点にあるパークビル3号館10階の一室で最強の頭脳にアクセスできた暁には、頭上覆う夕闇おしのけ…

大切にするものは人によってそれぞれ異なる

1土曜日午後、クルマで帰宅していると、マウテンバイクに乗った33期岡本くんが前方からやってくるのが見えた。車内から手を振るが彼は一向に気づく様子がない。午後2:53、すれ違った。彼はうっすらと笑顔であった。つられて私も笑顔になった。友人の笑顔は…

倶楽部星光に初参加。そして常連となる予感。

1私自身、その全貌をまだ把握できたわけではない。大阪星光学院同窓会には様々な部局があり、それらがそれぞれ独自に、または折り重なるように密接に連携し、後ろから前から母校星光を少しでも良くしようと下支えしている。卒業年度を縦断した数々のOBらに…

犀の角のようにただ独り歩め

1バブルの頃は、正社員と言えば、なかば自嘲含みでお互いを指差し社畜と蔑み合ったものである。それがいまや打って変わって、正社員というだけでどや顔できる、羨望の眼差しを送られるような特権階級となった。ますます夢が貧する日本であるようだ。マッチ…

たまには人類の悪についても目を注ぐ

1日曜日、帰宅する。ラグビーの試合を無事終えた長男がリビングの床暖のうえ身を横たえ寝入っている。彼の毛布をたぐって私の膝にもかぶせ、DVDをセットし「黄色い星の子供たち」を見始めた。長男は微動だにしない。1942年、フランス政府が行ったユダヤ人の…

大阪星光が100期生を迎えた時、我々は80歳になっている。

1野田阪神の交差点で信号を待つ。そのとき、微か舞う程度だった小雪が本格的な降雪へと変化した。左横に母子が立っている。抱っこ紐の間から不思議そうな顔した女児の顔が見える。女児は空を勢いよく横切るおびただしい数の雪片に目を奪われている。後方か…

合格発表の光景から中学受験を捉え直す。

1耳目触れた話まとめれば要するに、最難関と呼ばれる中学はどこも半端ではない難しさであり、伊達や酔狂、深い考えもなしにうっかり目指してしまえるような対象では決してなく、また、勝算や根拠もないのに受かることを前提にして年端もいかぬ子に感情移入…

他人の思想に支配される窮屈

1ちょうど一ヶ月前の土曜日午前、二男を乗せてクルマで出発。バブル極まった80年代終盤、一世を風靡したポップスターRick Astleyの曲を流す。入試本番一週間前、いい気なもんだといったような空気が車内に満ちる。肩の力を抜くにはちょうどいい。Rick Astle…

一人寡黙に食事する脳裏に波しぶきはじける。

1ガーデンズから通り一つ挟んだ場所にあるラズッカディナポリで家族揃って食事した。やや狭苦しいが、味は確かでどれもこれも美味い。カウンターに横並びとなり、子らはパクパクとリゾットやら窯焼きのピザやらを平らげていった。うってかわって事務所泊と…

助手席に置いた新聞の見出しが胸をえぐる。

12月2日未明、事務所へクルマを走らせる途上、コンビニでコーヒーを買い、新聞を4紙買った。助手席に置き、前日明け方報じられた後藤さん殺害についての見出しに時折目をやりながら、運転する。十日間にも渡ってじらされ、そしてそれに対し日本は翻弄さ…

学年説明会を聞いて北浜で新年会の巻

1肌刺す寒気のなか駅を目指す。時折、小雪が舞う。吐く息はますます白く、カラダの熱が根こそぎ奪われていくかのようである。今夜、本格フレンチで新年会が催される。空腹のまま午後を過ごすつもりであったが、三叉路で信号渡るとき「奈良人気ナンバーワン…

そろそろ日常に戻ることにしよう

1月末週末金曜日、大渋滞のなか長距離を運転したので、疲れはピークに達していた。疲労除去のアクティビティとして、この日は岩盤浴を選択した。自宅に寄ってベルセルク37巻とブラックジャックによろしく13巻をクルマから積み下ろす。たまたま駐車した出先…