KORANIKATARU

子らに語る時々日記

3つの惑星が一直線に並んだようなもの

やたらと忙しく、毎日がめまぐるしく過ぎていく。
まもなくクリスマスだといった情緒にひたる暇もない。

ときおり耳に聞こえてくるクリスマス・ソングや襟足から忍び込んでくる冷気にふと季節を思う程度である。

今朝は二男が三時過ぎに起き出し、長男は夜通しずっと目を覚まし、つられてわたしも起きて合流。

電車が動き始め皆それぞれの持ち場へと出かけていくのだが、今朝は不思議なことが起こった。

公転する惑星がまるで何百年かに一度横一線に並ぶようなもの。

別々に家を出たのに、ちょうど電車もまばらな時間帯だったせいだろう、わたし、長男、二男、この三人が同じ電車に乗り合わせることになった。

早朝もぎたて走りたての電車に我が家男子が勢揃いし、揺られ運ばれ奮闘の一日が幕を開けたのだった。

今週一杯で彼らは試験を終え、一呼吸。
わたしはクリスマスの終わる頃、今年山場の任務を完遂しようやく一息つけることになる。

年末には子らとゆっくり過ごせる時間もあるだろう。
あともうひと踏ん張り。

良き締め括りとなって至福。
すばらしい年の暮れになるに違いない。
ああ待ち遠しい。