KORANIKATARU

子らに語る時々日記

息子として当然の話

3月も半ばというのにまだ肌寒い。 コートを羽織って、神戸へと赴いた。 会議だと聞いていたから気楽に臨んだ。 が、蓋を開ければわたしが講師役で自身の業務についてプレゼンする立場だったから一瞬、戸惑った。 与えられた時間は30分。 おもしろい。 わた…

仲がいいことにまさるものは何もない

女房が留守なのでこの日も在宅にて業務に励んだ。 一区切りつきジムでひととき過ごし、夕飯はひとり。 西宮北口あたりで店を物色した。 いままで入ったことがなく、かつ、入りやすそうな店を探して、吸い寄せられたのが杉玉だった。 おすすめの品を注文し、…

女房がぶらりと旅に出た

今週は特に予定がない。 だから出かけてくる。 そう言って、月曜の朝、家内はひとりで旅に出た。 隣の駅からリムジンバスに乗り一時間、そして関空から二時間弱でソウルの地に降り立って、今回はカンナム周辺でショッピングを楽しむのだという。 一方のわた…

勉強した方がいい、そんな話をしたのは彼らが大学生になってからのことだった

先日の土曜、大和路線に乗って奈良へと向かっていたときのこと。 天王寺から母子が乗ってきて、わたしが座る四人席の方へとやってきた。 少年がわたしの前に座り、若い母が少年の横に荷物を置いてわたしの隣に腰掛けた。 どこからどう見ても塾帰りと見えた。…

向かっていこう、元気に明るく

遠慮しがちな性格なので、飲み会の場では末席に腰掛ける。 端っこでくつろいで静かに飲む。 その方が気楽で性分に合っている。 だからいつもは皆が席についた後を見計らい一歩遅れて座敷に入る。 しかしこの日は意を決した。 さっさと中へと入ってお歴々の集…

親密な空間が吹田、天六、北新地へと移動した

夜になって冷え込んだ。 JR吹田駅は出口が多く、「駅で会おう」と約束しただけでは行き違う。 寒風に身を縮ませながら辺りを見回し、「イオンと王将のある広場にいる」とのメッセージを受けようやくどこへ行けばいいのか見当がついた。 暖を取ろうとイオン店…

なんであれ息子たちあっての話

忙しく活気あふれる事務所にて、新規採用のための面接を行った。 いい人がいたので即決。 うちにピッタリだと皆が感じてこの出会いを喜んだ。 これでまた戦力が増強され、仕事を通じて事務所の一体感も増すことだろう。 夕刻、晴れ晴れとした気持ちで事務所…

女房がいるから救われる

待ち合わせの時間は午後8時半。 業務が前倒しで終了し、少し早めに着いたので、わたしは店の前で待った。 まもなく家内が現れた。 ジムからの帰りと見えて、めちゃくちゃカジュアルな格好であったから北新地という空間のなか浮きに浮いて見えた。 それもご…

言葉に本性が現れ出る

考え事がある場合は考え続けるより、走るか泳ぐかした方がよい考えに結びつく。 だからこの日、業務を終えて雨のなか、わたしは泳ぐためにプールへと向かった。 無人のレーンをひとりで泳ぐ。 こういったとき頭は自ずと無思考になって、そこに生じた余白にい…

いきなり山場を乗り越えた

月曜の出だしから気の張る仕事が入っていた。 準備はすでに整っていたから、あとは気合だけ。 目的地への道中、一歩一歩踏み出すごとにいつもどおり気合がひとりでに充填されていった。 満タンになったところで乗り込んで、これまたいつもどおり、歌って踊る…

芦ラグで培われたのはコミュ力だった

ぼんやりとするのが脳のデフォルトであるにせよ、休日だからとあまりにぼんやりしすぎると活性度が落ち週明けへとスムーズには渡れない。 活性を保ってかつほどよくぼんやりするには運動が最適だろう。 ひさびさ晴れ間の広がった日曜の午前、冷気の所々に混…

どんな場面にも家族四人が居合わせる

3月なのに真冬並みの寒さとなった土曜午後、わたしはジムへと向かった。 じっくり運動して温まろう。 まずはプールから。 そう算段する道中、息子から電話がかかってきた。 路上で立ち止まり、彼の話に耳を傾けた。 今夜の便で出発する。 先日、ホテルまで…

事務所もまた最強化への道をひた走る

週明けの業務すべてに見通しをつけるため、金曜は事務所にこもった。 全部をひとりでこなすなど土台無理な話だったから助力が不可欠で、みなに手伝ってもらった。 それであらためて実感したのであったが、うちはほんとうに実務能力の高いメンバーが集まって…

線路は続くよどこまでも

このままだと5時に間に合いそうにない。 それでわたしは天満橋駅にて電車を降り、雨脚の強まる往来にてタクシーを探した。 何台か空振りしたあと、空車との表示のタクシーを交差点で見つけ、わたしは傘もささずに駆け寄った。 ああ、やれやれと人心地ついた…

ゆっくりの反対側でとっておきの出会い

午前中に少し時間ができたので実家に立ち寄った。 このところ顔を出す回数がめっきり減った。 それでつい「忙しくて」と言い訳めいた話をして、そんなわたしに父は決まって言うのだった。 もう食べていけるんやからゆっくりしたらええやろ。 そうそう。 言わ…