KORANIKATARU

子らに語る時々日記

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪星光学院33期夏会2014

1 場所は四天王寺のワッシーズ。 数日前から暑さ和らぎ、秋の空気を肌にありありと感じる夕刻6時。 冷えたシャンパンが総勢二十有余名のグラスに注がれ終わったとき、 「薬局が変われば地域医療が変わる」の狭間研至による乾杯の音頭で、2104年大阪星光学…

トンネルの先の光

外食もせず寄り道もせずまっすぐ家に帰り食卓につくという行儀いい一週間であった。 料理つつきながらキッチンカウンター越し家内と話し晩酌の時間を過ごすのも悪くない。 先ほど家内から写メが送られて来た。 来年1月の入試が終わった後、旅先にて家族皆で…

フォーユー薬局朝潮橋店を訪れた。

フォーユー薬局朝潮橋店である。 戦後復興市場を起源とする八幡屋商店街は大阪最西端に位置すること、古き良き大阪的情緒を今なお残すことで有名であるが、その由緒ある商店街に軒を接する場所にある。 往来すれば否応なく目に留まる至便の場所にて今日も地…

やから、になりかかった紳士

雨の中、家路を急ぐ。雨脚がどんどん強くなる。久々に電車を利用すればこうだ。クルマで動けば良かった。トートバックのなかの書類が濡れぬようカラダでかばうようにして歩く。 途中、グリコ森永事件で一躍有名となったファミリーマートに立ち寄る。 ビール…

Pathがもたらす幸福感

土曜日のお昼、家族用SNSとして用いるPathにおいて、CoCo壱番屋で二男とカレー食べる写真を私がアップした同じその瞬間、ららぽーとのButterでパンケーキ食べる長男の写真が家内からアップされた。 Pathを通じ、長男と二男の写真が同時にクロスした感動的な…

出汁のないつけ麺

今日のお昼の差し入れはつけ麺だった。つけ麺の入ったランチボックスを受け取り家内のクルマに手を振った。 ランチボックスには、食後用にということだろう飲むヨーグルトも入っている。カラダを気遣ってくれているのだろう。 作業机のうえ、麺の器を開け、…

狭間研至の「薬局が変われば地域医療が変わる」を読んだ。

1 狭間研至の「薬局が変われば地域医療が変わる」を読んだ。 たいへんに分かりやすい。 以前にも書いたが、狭間研至はプレゼンの名人である。 関西弁トーンの柔らかな語りで、聴衆を引き込みそのまま掴んで離さない。 ひとたび話し出せば、彼は聴衆の頭の中…

たとえどんなにたいへんな一日であったとしても

どれほどくしゃくしゃこてんぱんにされようが大阪人は心のなか、今日はこれくらいにしといたろかと、立ち位置優位で締めくくることができる。 今日私はまさにこのような大阪人メンタルで自らを保持し続け乗り切ったのであるが、何があろうがこれから子を迎え…

夏の終わりに映画を通じ歴史を学ぶ

1 何年も前、家族4人で尾道を訪れたとき、子らが耳を澄ませて言った。 あ、ツクツクボウシだ。 地元西宮ではその鳴き声を耳にすることがないという。 そして子らは一目散に駆け出し、尾道の旅の出だしはセミ取りから始まったのであった。 私自身は蝉の音色…

祈る以外ない

昨日未明起きた広島土砂災害の救出活動の様子がテレビで報じられる。 母親が懸命に子の名を呼ぶ。 見ていて堪え切れないような気持ちとなる。 子に声が届かなくなる。 悲しいといって済むような絶望ではない。 昔見た「ムッシュ・ラザール」という映画のラス…

こころの定年

昨夕仕事後、短パンとハイカラチェックのシャツに着替え親父と飲んだ。帰途、JR神戸線に乗る。列車最後尾にもたれて、ふと乗客を一望する。白のシャツ、黒の肩掛けカバン、紺のズボン、皆が皆同じような格好でうつむき加減でつり革につかまり、合わせ鏡で像…

手を振る代わりに

家内が弁当を届けに来たと言うので、表の通りにまで取りに出た。 弁当を受け取り、クルマを見送る。 信号が変わってクルマが発進し、私は家内に手を振った。 家内は少し笑ってはいたものの私に向け中指立てて、通り過ぎて行った。 「デスパレートな妻たち」…

なかにはやがて悲しき12歳の曲芸師

1 朝、クルマに乗り込むがエンジンがかからず自宅にJAFを呼び予定より一時間遅れで墓参りに向かう。 隣に長男を乗せる。 ちょっとしたドライブ気分である。 昨晩彼が一人ガーデンズで見た映画ゴジラについて話を聞く。 神経参るほどに圧倒的な存在感、ゴジ…

進撃の巨人第14巻を見届けた

お盆休み最終日、仕事場にて二男と終日過ごす。 帰途上方温泉一休に寄り二人であの湯この湯ときおりは水風呂につかる。 アフリカのあの界隈はサルやゴリラやコウモリといった野生動物を食すらしい。日常的にパチンコでコウモリ撃ち落としておやつにするのだ…

ニシガーって?

8月15日金曜日、夕方になってさあこれからご飯食べに行こうと思い立っても目ぼしいところはすでに満杯だ。 家内と電話連絡とりながら、ではそれぞれ買い物し持ち寄って夕飯にしようということになる。 私はワインやらを買い、家内は西北のジュリエッタに…

平成26年終戦記念の日前夜

1 8月15日午前4:20、事務所に向かいがてら地元の熊野神社に立ち寄り、仕事場近くの恵美須神社に着いたのはちょうど午前5:00。 家族の無事に感謝し世界が平和でありますようにと手を合わせた。 今朝の読売新聞に息子を戦死でなくした元慶応塾長小泉信三の話…

心の景色を保つ

1 地元甲子園口駅駐輪場の自転車の数がめっきり減り、オフィス街へ出ても人影はずいぶんとまばらになった。 一部例外があって、本町のすき家ではお昼の時間に勤め人の方々が列をなす光景が見られたが、そのようなド中心を除けば、そこかしこお盆ムードのゆ…

旅する家族

1 台風11号が去って晴れてお盆が到来した。 いつもどおり身支度整え出発する。 朝4:50、歌島橋の交差点。 一人の女性が信号待ちのタクシーを見つけて手を振り走ってくる。 スーツケースをトランクに放り込む。 これから旅行なのだろう。 この夏、我が家は旅…

大阪ならでは

上六にてクルマで停車中。 目の前にある専門学校はお盆休みなのだろう。 野宿者の一団がフロア軒先で寝食しすっかり馴染んで居心地良さげに過ごしている。 前方では高知ナンバーのクルマが右折待ちしている。 しかし右折のタイミングが見出せないようだ。 号…

知っている人に会いませんように。

いま堺筋を西に一本入った通りを歩いている。 いたるところ萌え的な絵柄で埋めつくされ横歩く青年のトートバッグまで萌えキャラがプリントされている。 四方からハーハーと漏れ出る萌えな妄想が加味されて空気の粘着度が増すかのようだ。 異質すぎてとても馴…

お迎えの車内で読んだ新聞記事

本町通から谷町筋に折れていま二男の塾の前で出待ち。 短パン姿のおじさんがチラホラ往来を行きそれがお盆近づく我が国の『くつろぎ感』を明瞭に物語る。 今朝の毎日新聞では神戸の空襲遺児について取り上げられていた。 神戸大空襲で両親を亡くした子らは食…

わしお耳鼻咽喉科で助けてもらう

明け方、セルフで給油したのだがレシートにキティちゃんの当たりマークが出た。それでキティちゃんハンドタオルをゲットできたわけであるが念願で あったわけでもなく、中年男子がキティちゃんをコーディネートに取り入れることは至難であり、使い道がない。…

詠み人青二才の絵葉書

若い頃、私は旅人であった。行く先々で絵葉書買ってあれやこれや書いて投函するというかつての性癖は、いまは手段を変え、このような形で継承されている。 あべのハルカス美術館でデュフィ展が催されているという。そう言えばこんな絵面にほっぺ赤くなるよう…

犬でも飼おうか、休日はやはりいいものだ

1 クーラーをつけっぱなしで寝てしまったためだろう。 風邪をひいてしまった。 喉が痛い。 それでも昨日の土曜同様明け方にロキソニンを服んでクルマで仕事場に向かう。 雨は降っておらず風も強くはない。 台風はもはや過ぎ去ったのだろうか。 稲川橋の交差…

西宮・ホルモン串焼まるたみ

世間がお盆休みに入る週末金曜日、鷲尾先生に夕食に招かれた。 台風迫るなか、わしお耳鼻咽喉科からタクシー駆って「ホルモン串焼まるたみ」に向かう。 バイト二ヶ月目の青年が本日のおすすめを説明してくれる。好青年だ。 新鮮美味なホルモンをこれほど上品…

何が何でも機嫌良く生きる

1 朝5時の二号線、尼崎の玉出界隈に少し奇妙なおばさんが出没する。 カジュアルな服装からして、ウォーキングやジョギングしている、一見そのように見える。 しかし、かかとが尻につくほど大きく足を振ってピョンピョン飛び跳ねる様はジョギングのカテゴリ…

宝塚歌劇

二男の送迎はこのところ家内に任せっきりであった。 今日家内は長男の学校ママ友と宝塚ご観覧とのことで私の出番となった。 これから二男と雨の神戸線。 流す音楽はBLUEのTHE GIFT。 俎上とするお題は何としようか。 シマニャンあたりはどうだろう。 ちょう…

日本エレキテル連合

ついうっかり日本エレキテル連合のネタを見てしまった。 薄気味悪いのに心に何かが固着してしまう。 朝、コーヒーでテンションをアゲアゲにし、夜、上方温泉一休で湯につかって気持ちを静か鎮火させていくのだが、、、 今夜についてはサウナに入ろうがぬるめ…

阪神高速で間一髪

家内から聞いた話である。 二男を送るため今朝の8時前、家内は阪神高速神戸線を東へ向かっていた。 阿波座の合流に差し掛かるカーブで、前をいくトラックが突如横転し、右に流れて行く。 とっさに左側にハンドルをきって、そこをすり抜けた。 しかし後続車…

だから歩いていくんだよ

1 土曜の朝、ラグビーの練習場まで送って、夜は塾まで迎えに行った。 谷町筋にクルマ停め長男の登場を待つ。 このところ二男の送り迎えばかりであり、長男の送迎で二人クルマに乗るのは、久しぶりのことであった。 かつて頻繁にしたお迎えのちょっとした復…