KORANIKATARU

子らに語る時々日記

カイロなどよりはるかに温かい

理想は9日間だが曜日の並びによっては難しい。

今回は週末と元旦が重なって追加の休みが取りにくく、だから休暇は7日間に留めた。

 

その最終日が1月5日で火曜日だったから、ぼちぼち仕事の連絡が入り始めおちおち休んでなどいられない。

やっと仕事にかかることができる。

仕事初めとなる6日はそんな安堵をもって迎えることができた。

 

休養は十分だった。

皆とのミーティングを皮切りに、快調に仕事をこなした。

家内も初ヨガの帰りに午後から手伝いにやってきて、夕刻、一緒に帰途についた。

 

阪神百貨店の地下で食料を買い、初仕事を互いねぎらって地下二階のバルで夕飯を済ませることにした。

 

月曜、火曜とノンアルで過ごしたがこの日は家内に付き合った。

スパイシーなものが食べたいとの家内の要望で、まずはタイ料理「クラビ・バイ・チェディルアン」に腰を据え、シンハーで口を潤し続いてはタイの白ワインを注ぎ合った。

 

二軒目はわたしの要望で日本酒の店「ぽんしゅ杉」へと席を移動した。

新潟を訪れて以来、家内も結構いける口になっていて、獺祭、久保田など各種飲むなか、タクシードライバーという岩手の酒が美味しいと家内は大いに気に入った。

 

いつか岩手に行こう。

帰りの道中、そんな話をしていたからか届いた動画は雪景色だった。

 

この日、東京は大雪に見舞われた。

二人の息子からほぼ同時、家内の方にもわたしの方にもその模様を撮した動画が送られてきて、それを電車に揺られながら繰り返し見て思った。

 

離れていても一緒にいるも同然。

この正月で家族の結束は更に強固になって、離れれば離れるほどますます一緒という次元に至った。

 

そして、手のひらのなか家族の存在を感じ、iPhoneは携帯のカイロなどよりはるかに温かな存在になり得るのだと知った。

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2022年1月6日 仕事初めの日 阪神バル横丁で女房と一杯

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2022年1月6日 息子からの写真(左 二男,右 長男)