KORANIKATARU

子らに語る時々日記

帰る方向は女房と同じ

仕事の手伝いに来ていた家内に誘われた。

断るはずもなく、帰途、ルクア赤白の列に一緒に並んだ。

 

待つこと15分ほど。

カウンター席に案内されて、まずはスパークリングを注文した。

乾杯し、すぐにグラスが空いて続いて赤ワインに移行した。

 

仕事後、夫婦で寄り道してお酒を飲む。

そんな暮らしが理想であったから、飲みつつその実現をことほいで、それでますますお酒が進んだ。

 

家内は見知らぬ人とでも気さくに話す。

隣に座る夫婦連れに話しかけ、奈良からお出ましだと分かって奈良について盛り上がって意気投合し、その場でラインの交換まで進んだ。

女同士、今度会おうとなって、遠からずそれもまた実現することだろう。

 

赤ワインのボトルが空いて、白ワインをグラスで数種飲み干してから家路についた。

 

この日も会話の大半は息子たちのことばかりだった。

うちのバカボンが頼もしく育ってまもなく社会人になり、うちのはじめちゃんは相変わらず我が家最強の逸材であり続けている。

 

今現在の話が楽しく、過ぎ去った日々についても楽しく、先々のことを思い浮かべても楽しい。

だから一緒に飲んで、アホ丸出しでほんとうに楽しい。

 

このまま週末も一緒に飲んで過ごし、来月息子らと会えばまた一緒に飲んで、旅先でも夜通し飲んで、やはりお酒はめでたい席には欠かせない。

 

今週は火曜日から飲み会が始まって、だから月曜だけが休肝日となった。

幸福感が味気ないものとならぬよう、週が明ければ仕切り直し。

平日はなるべく慎もうと思う。

2022年6月23日 梅田ルクア 赤白(コウハク)