KORANIKATARU

子らに語る時々日記

光と音のファンタジー

家内がミーちゃんだとすればケイちゃんとも言うべき友人がいて、日曜は揃って名古屋で話題の店を訪ね歩くのだという。 それでわたしはひとり残された。 飛車と香車なら香車が弱く、ケイちゃんとわたしなら後者が弱い。 ミーちゃんとケイちゃんの間にわたしが…

彼氏にしたい女ナンバーワン

土曜朝、家内の作ったタコライスを食べて後、二人でジムに向かった。 一時間半ほどみっちりカラダを動かしてやはり爽快。 息子にいい肉を食べさせたいというので牛萬で各種買い、家で昼食を済ませわたしは事務所に向かった。 当初は二男の試合観戦のため午後…

次にストライクを投げればいい

平穏無事な日々であるがたまにはピンチが訪れその劣勢にストレスを覚えることがある。 そんなとき、マウンドに立つピッチャーになったつもりで状況を捉え直してみる。 9回裏ノーアウト満塁でカウントはボールスリー、絶対絶命。 といったことはなくせいぜい…

いいものはいいという産声のようなもの

総勢9名。 期はバラバラの星光生が円卓を囲んで座った。 豊後水道は魚の宝庫、だからその漁場を挟んで向き合う大分と愛媛は魚が美味いとの話を皮切りに懇親会が始まった。 33期妹尾くんが復調し、数日後には飲酒が可となる。 つまりこの日、妹尾くんの盃に…

この先も見せ場が続く

夕刻、堺筋本町。 三間堂での忘年会の後、いったん事務所に戻った。 時刻は夜8時過ぎ。 灯りがともっている。 年末の大詰め、事務所は稼働中であった。 小一時間で残務を片付け、ではと事務所を後にしたとき二男からメッセージが届いた。 この日が期末試験…

風巻くように高揚感が舞った

帰宅すると家内が玄関で待機していた。 その場で着替え助手席に乗った。 家内の運転で向かうはジム。 グズグズすれば行く気が失せる。 仕事を終えた後の夕刻、スムーズにジムに移動するには間髪入れずが手順の一、つべこべ言わずが手順の二となる。 空いてい…

やがてまもなく両手に花

この日もたまたま実家の近くを通りかかった。 先週、寿司屋が定休日で空振りだったので、再度母を昼に誘った。 今回は無事寿司にありつくことができた。 馴染みの寿司屋なのでいつ食べても懐かしくて美味しい。 母が言うには先日、弟に誘われ二人で焼肉を食…

一枚の写真に目が釘付けになった

二男が出発したのを見届けてから家を出た。 休日の朝、クルマで走るだけで心が浮き立つ。 向かうはジム。 窓の向こうに広がる日曜の青空を眺めながら40分間筋トレし、トレッドミルではサンジャポを見ながらゆっくり1時間走った。 これでこの日こなすべき任…

仕事となれば最強の精鋭

暦で言えば大雪。 土曜の朝も冷え込んだ。 電車がやってくるのが待ち遠しい。 寒さにかじかみ、待つこと5分。 ようやくのこと和泉中央行きの準急がやってきた。 中は暖かく、席はがらがら。 しばし、自身と向き合う時間となった。 鉛色の空の下、街は静けさ…

夜、高雄立花間をメッセージが行き交った

わたしがたまに正宗屋に寄るように、家内はたまに旅に出る。 金曜朝、西宮北口のロータリーまで送ってリムジンバスに乗る姿を見送った。 家に引き返しクルマを停めて出勤し、昼からわたしは京都。 道中、大和西大寺駅の二条庵で焼き鯖そばを食べ業務先に向か…

真実よりは心の平穏

午後の遅い時間帯、一時間ほど間が空いた。 目の前に喫茶店。 そこで書類に目を通すことにした。 禁煙スペースの席に座るが、喫茶店自体が狭いため喫煙スペースからダイレクトに煙が届く。 禁煙スペースというより受動喫煙スペースと言えた。 たかが煙、心頭…

息子はやはり母に似る

慌ただしい日が続く。 こんなときは適宜、沈思黙考の時間が必要になる。 この日、業務の最終地点は阿倍野。 書類のやりとりを終え午後8時過ぎ、ひとり正宗屋に向かった。 カウンターに腰掛けおでんを頼むが、おでんの主だった具はこのとき既に売り切れてい…

均整とは無縁な一生

昼に時間があったので実家に寄って久々母を食事に誘った。 が、あいにく行きつけの寿司屋は休みだった。 火曜は定休と知ってはいたが、グーグルで検索すると営業中との記載があった。 師走だから営業しているのだろう。 いともあっさりその記載を信じたわた…

草ぼうぼうという破綻のサイン

互いが互いのブレーキ役を担っている。 最近つくづくそう感じるようになった。 例えば目を離すとわたしはどこへなり店に入って際限なく食べて飲むが家内がいると人並みで収まる。 一方、家内は子らにおいしいものを食べさせたいとの思いで熱心に食材を吟味し…

知らず知らず充実していた日曜日

快晴の日曜朝、山にでも行こうと家内と意見が一致した。 が、食事の支度や息子の部活の電話連絡などで家内がてんやわんやしているうち、時計は9時をまわり10時をまわった。 もはや山に出かける時間と言えない。 しかしせっかくの好天。 とにもかくにも外…