KORANIKATARU

子らに語る時々日記

連休最終日の記録

5連休の最終日は当然に仕事。 助走あってこそトップスピードで平日に飛び込める。 仕事の再開は、皿回しの要領。 休止していた皿を一つずつ回し、次第その数を増やしていく。 同時進行で皿がまわり始めてやっとのことお留守になっていたリズムがよみがえる…

場数を踏むことが第一歩

カネちゃんと電話で話し終えた時刻がちょうど午後8時。 二男はすでに帰り支度を整えていた。 事務所を後にし駐車場まで並んで歩いて夜道を走るクルマの中でも両隣。 いちばん感動した映画について話し合い、それが入口となってこの日も会話は根源へと向かっ…

息子と話せればそれで十分

時間を持て余すとよく近くのTSUTAYAをぶらついた。 あてなく棚を物色し、偶然手にとるという形で数々の映画と出合ってきた。 近所のTSUTAYAがなくなってもう何年になるだろう。 いまや動画配信サービスがひしめき合い、一つところにいながら好き放題に作品を…

事務所キャンプ二日目

朝はテールスープとテールラーメン。 こんなにおいしいもので一日が始まる。 なんて幸せなことだろう。 家内の料理の腕前に二男と二人で賛辞を送り、前日同様、男二人で事務所キャンプ二日目に臨んだ。 この日の毎日新聞の「映画愛」で藤原帰一さんが『AKIRA…

暮らしの土台が強固盤石

小松菜をたっぷりと鍋に投入しテールを煮込み、裏庭で育ったミントの葉でシロップを作っているとインターホンが鳴った。 家内は階段を駆け下りた。 八尾の実家からうちの息子たちに牛タン、牛バラ、ホルモン、ウインナーといった差し入れが届いたのだった。 …

ステイホーム週間などお手の物

地味に静かに過ごすのが当たり前。 結婚以来ずっとそうやって暮らしてきたからステイホーム週間などお手の物である。 連休初日、家内の朝は料理の仕込みからはじまった。 本場御幸森での売出しと同時、2本手に入ったテールが大鍋のなかグツグツと煮込まれた…

ドラマと飲み会の場面が重なった

魚屋たこやで大ぶりのイカを選び捌いてもらっている間、商店街を家内とぶらり歩いて買物を済ませた。 わたしは業務を終えたばかりで疲労困憊。 帰りは家内が運転してくれるのでとても助かる。 いつもと同じ。 家内が食事の支度をする間にわたしは風呂を済ま…

夜になってようやく祝日

昨年の昭和の日は風邪で寝込んだ。 生易しいような倦怠感ではなく熱も引かず、ただただ伏せて過ごすしかなかった。 しかしそうであっても単なる風邪。 すぐに治るという確信があるから、苦しみのなかにも安らぎと憩いがあった。 それが今年だったら不安募っ…

自身のドラマで獅子奮迅

明石へと向かう昼の快速はがら空きだった。 普段なら俊敏に動かねば席にありつけない。 この日は、ほぼすべてが空席。 愚鈍に動いても好き放題に席を確保できた。 業務を終え夕刻。 ぶらり明石公園を歩いた。 その昔、家族でしばしば訪れた。 際限なく走り回…

根本的な動機が別の何かに置き換わる

業務を終え夕刻、家内が横付けしたクルマの助手席に乗り込んだ。 目的地は御幸森。 前夜、長男が仲間と食事作りに勤しむ写真を目にしたばかり。 彼らへの陣中見舞いとして焼肉セットを送ることにしたのだった。 息子と仲良くしてくれるだけで親として嬉しい…

いつの間にやらいっぱしの男子

わたしは武庫川でジョギングし、家内はリビングでヨガ。 午前中の過ごし方は前日の土曜と全く同様となったが、午後は一歩も外に出なかった。 残りもので昼を済ませ、向かい合って新聞を読み、その後は『愛の不時着』を夫婦で観て過ごした。 開け放った窓から…

すべて色鮮やかだった週末土曜

緊急事態宣言下、空気が澄んで快晴の空のもとすべてが色鮮やかだった。 遠くそびえる六甲の峰々も眼前の武庫川の水流も川辺の木々も目に入るすべての画素数が普段を上回り、景色が最先端の新品になったかのように思えた。 走って爽快。 家に帰ると二男が自主…

蓋を開けてみれば、いつもの日常

金曜夜、来週序盤の仕事の準備を整えた。 これで土日に出勤せずに済む。 コンビニで買ったもので夕飯を済ませ、片付けと掃除を終えて帰宅した。 頼んであったマスク4箱が玄関に置いてあった。 双方の親に1箱ずつ送り、東京の息子にも1箱送る。 これを使い…

時刻は深夜2時半

マスクが市中に出回りはじめたようである。 仲間からの目撃談が相次いだ。 中国の輸入品を扱う店ならどこであれ普通にどっさりマスクが売られているとのことである。 これでようやくマスクにアンテナを張る日々から解放される。 駐車場までの道すがら必要分…

幸せなんてタダ同然

ひとり夕飯を済ませて帰宅すると家では焼肉パーティーがたけなわだった。 ベランダに家内と二男。 七輪で向き合って肉を焼いている。 炭の火は二男がドライヤーなどを使って起こしたのだという。 家で過ごすのも悪くない。 新たな発見でもしたかのように弾ん…