仕事があっても土曜は休み気分とともに過ごせるから、顧客訪問もどこか行楽のように楽しめる。 午後4時には業務を終えて事務所近くのジムでひととき運動に励んだ。 先日、5年ぶりに会った方が脳梗塞で車椅子生活を余儀なくされていた。 まだ老け込む歳では…
この日の最終地点は高槻。 家内にクルマで送ってもらい、業務終了まで待ってもらった。 どこかで夕飯でもとクルマを走らせるが適当なところがなく、家内が魚を食べたいと言ったので「魚楽唐唐」を予約することにした。 まっすぐ帰宅して着替え、夕刻、家を出…
ジムを終え帰宅すると家内がオンライン英会話のレッスンを受けていた。 この日の講師はインドの若い女子。 インド映画やヨガの話で盛り上がり、インドを旅した際はガイドをよろしくと話が決まり会話は楽しく賑やかに膨らんでいった。 そんな会話を耳にしなが…
ぶらり立ち寄った本屋の新刊コーナーにエーリッヒ・フロムの『愛するということ』が陳列されてあったので、そんな古典がなぜと意識の端に引っかかっていた。 翌朝の読売新聞を見て合点がいった。 このほど改訳され新装版が刊行されたとのことだった。 紹介記…
夕刻、JR志紀駅で降りて客先を目指した。 まだ日が高く直射を受けると暑いので日陰を選んで歩を運んだ。 随所で金木犀の香りに行き当たりそのたび陶然となりながら、民家が軒を連ねる路地を抜けると空港に至り、この周辺は製造業や建設業などの中小企業が群…
午後8時と言えば以前ならまっすぐ歩けないほど人で混み合い賑わっていたミナミであるが、その姿は見る影もなかった。 早めに着いたので、寂れかかる界隈をぶらり歩いて時間を潰してほどよい時刻、末廣鮓のカウンターで、かねしろ院長の到着を待った。 いま…
事故渋滞が原因で車列の流れは遅々を極めた。 西宮山口付近でスポーツカーが大破しているとの情報が入ってくる。 日曜朝から豪快に飛ばしたに違いない。 西へと遠出する全車両が足止めを食ったようなものであるから、その豪快のトバッチリはあまりに大きかっ…
そこかしこ金木犀の香が甘く清涼に漂う秋の好日。 食材の買い出しに出かけるとすれば丹波篠山をおいて他にない。 黒枝豆に丹羽栗など秋の味覚をかき集め、一週間で内に積もった事務作業の澱を一掃する。 そして肉はマルセで三田牛。 帰りのクルマは美味な食…
たまには一人で過ごしたい。 そんなとき行き先はひとつ。 正宗屋。 京都での業務を終えたのが夕刻。 事務所に戻ったときにはいい時間になった。 帰途、立花駅で途中下車し正宗屋の引き戸を開けた。 すでに大勢のおじさんらができあがっていた。 明日は雨だと…
いつかゆっくり日記を書こう。 そう思うだけで、ゆっくりできる時間が生じた試しはなく、おそらくこの先もないのだろう。 不意に生まれた空き時間だけが日記に充てる時間となり、だから日記を趣味にしていると時間を持て余すことがない。 昨日、「お客様と電…
この日、業務の最終地点が天王寺。 時刻は午後7時半。 環状線に乗ってまっすぐ家に向かった。 半時間ほどで家に到着。 家内が夕飯の支度を整えてくれていた。 まずはホタテのバター焼き。 缶ビールを1本開けて、少しずつ飲みながらホタテを味わい汁まで飲…
火曜日夕刻、疲労を感じたのでマッサージを受けてから帰途についた。 このところ息子が夜食で肉ばかり食べる。 焼鳥でも買って帰ることにし、鳥芳に立ち寄った。 いつ来ても人で賑わい繁盛している。 炭焼きの風味がよく、ここの焼鳥は絶品。 息子の喜ぶ顔が…
夕刻、野田阪神の鳥清で息子の夜食を買い、家内の運転で帰途についた。 せっかくだから買物しようとなって、高速を降りパルヤマト西宮店に向かった。 肉も魚も新鮮でかつ安いから、食べ盛りの息子がいるうちにとって格好の店と言えた。 わたしがカートを押し…
朝、出かける息子の後ろ姿を夫婦して見送った。 ジーンズがとてもよく似合っている。 わたしが先日選んだものであるから、我が事のように嬉しい。 わたしたちもすぐに出発しジムに向かった。 人もまばらなジムでそれぞれ筋トレしマシンで速歩した。 トレッド…
待ちに待ったというわけでもないが日曜は嬉しい。 予定は未定で課される義務が何もない。 週一日だけの仮出所みたいなものと言えるだろうか。 さて、今日一日、シャバで何をして過ごすか。 家内を映画にでも誘おうと思うが、家内は家内で何か提案してくるだ…