週末はずっと雨。 天気予報はそう言っていた。 それなら家の片付けでもしよう。 そう決まった。 もともとが真面目気質。 空き時間があれば、わたしは仕事し家内は用事に充てる。 それがスタンダードな過ごし方であるから、雨なら片付けとなるのは実に自然な…
土曜午前、家内は吹田岸辺の長谷クリニックを訪れた。 検査結果は良好で、帰宅した家内は上機嫌だった。 昼食の支度をしながら診察の様子について家内が語る。 院長のひとつひとつの受け答えが実に優しく、家内の口調からは安心感や信頼感がにじみ出ていた。…
雨降る金曜、家内と手分けし用事をこなした。 夕刻、家内が美容院に出かけている間、わたしが留守番しセコムの定期点検に立ち会って、家内の帰宅に合わせ、今度はわたしがマッサージ屋へと出かけ、家内が掃除屋さんに立ち会った。 朝晩は涼しいがまもなく夏…
雨が降り止んだのを見計らって家を出た。 この日もJR神戸線が動いておらず、バスと阪神電車を使って梅田に出た。 地下鉄に乗り換え谷六で階上にあがるとき、すれ違う人がみな傘をたたんでいたので嫌な予感がした。 案じたとおり、階下から外を見上げると、雨…
笑顔がよくて一生懸命。 だから会えば必ず励まされたような気持ちになる。 昨日、かねしろ内科クリニックを訪れ久々看護師さんらにお目にかかってそう思った。 気力と体力に知性も具わればそんな良き心根が生まれるのだろう。 しかし、そんな心根は「これみ…
難波での昼食を終え家内と二手に分かれ、夕刻、梅田で合流した。 買物をしてから一緒に帰途についた。 食卓に向き合って夕飯。 外はまだ明るくカーテンを開ければ照明は不要だった。 家内がベトナム風春巻きを作ってくれる。 デザートは桃とスイカ。 野菜や…
施術が良かったので月曜も家内はマルナカのリラクゼーションを訪れた。 身も心も軽やかになった帰途、鳴尾御影線を通っていると、にし整形外科の看板が目に入った。 33期の岡本くんが勧めていたのを思い出し、ちょいと寄ってみることにした。 受付が親切で感…
日曜の朝はゆっくりと時間が流れる。 まもなく昼という時刻、家内とパスタを食べ、お茶でもしようとクルマで出かけた。 空は分厚い雲に覆われ、ときおり、お湿り程度の雨が降り、ときおり雲間から日が差した。 のんびりとケーキを食べて、フルーツなど買おう…
ダメージを受ければケアが必要になる。 不快感を残したままだと悪い流れが尾を引いてしまう。 さっさと気持ちを上書きしてしまうことが大事だろう。 金曜に家内が受けた心の傷を補修するため、この土曜、夫婦でサボった。 のんびり起きて、まずは朝からマッ…
生きていればたまに嫌なことが降りかかる。 この日の朝、家内は張り切って出かけた。 遠路を押し駆けつけたがしかし駐車場に空きはなく、右往左往するうち時間に遅れてしまった。 2分の遅れでキャンセル扱いとされた。 それだけでなく、連絡を入れずに遅れ…
夕刻、空は明るく風が涼しい。 まるで欧州の夏。 夏至の頃、こんな爽やかな気候に恵まれた大阪など記憶にない。 持ち帰ったタイ料理を夕飯にする。 わたしはペリエを飲み、家内はビールを開けた。 いつものとおり話をするのはもっぱら家内であった。 この日…
酒類の提供が解禁されて、街を歩けば立呑み屋のなか、一息つくおじさんの姿がチラホラ目に入る。 ちょうど夕刻、場所は天神橋筋商店街。 昔日への郷愁を覚えつつ、わたしは歩きながら沈思した。 この日、ある事業主から食事に誘われた。 お供しますと答えた…
電話が鳴った。 見知らぬ番号からである。 前夜は受けなかった。 が、いまは業務中でちょうど仕事の合間。 対応する余裕があった。 電話に出ると相手は遠い昔の知り合いだった。 ありきたりな挨拶の後、相手は用件を切り出した。 北新地でバーを運営している…
わたしが結婚したのは30歳直前で、そのとき母は55歳だった。 自身が50歳を過ぎて思う。 当時、母は若く、77歳で人生の幕を閉じるまでずっと変わらず若かった。 線香をあげ遺影に見入り、人生の呆気なさを痛切に感じた。 あと数年でわたしは55歳となり、振り…
大阪滞在中、京大やら神大やらの友人がそれぞれの大学を案内してくれた。 息子は早稲田との雰囲気の違いを肌で感じた。 違いを目の当たりにし思うところが多々あった。 概して、彼にとり有益な経験となった。 また、ズームで参加した東京星光会では良き出合…